苦労ダイ 木っ端グレ大群に悩まされながらも本命GET 新潟県村上市・深間

[ 2021年11月19日 07:12 ]

本命クロダイを釣り上げた本間さん
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】新潟県村上市・深間の地磯からクロダイを狙った。ベタナギの海は小魚の大群。本命と出合えるまで大苦戦を強いられたが、どうにか釣り上げることができた。(スポニチAPC 小林 純平)

 以前から立ちたいと思っていた深間の地磯の先端部に入座することができた。これまでは荒れた海の時にしか入ることはできなかったので、ナギの海を目の前にしては気持ちはたかぶる。しかも地元の釣友、本間俊樹さん(38=自営)が助っ人として同行してくれた。

 水深は6~8メートル。タナは7メートルぐらいに調整した。仕掛けは、磯際から弱いサラシが払い出す、竿先5メートルほどのポイントに投入した。数回繰り返したが、付け餌のオキアミや練り餌は残ってくることはない。

 偏光グラスで見えるのは、まき餌に群がる「木っ端グレ(20センチクラスのメジナ)」だ。しかも、時間の経過とともに群れが大きくなり、海の色が黒くなるほどである。本間さんも、お手上げ状態だ。

 ここで、釣り方をマルキユーの練り餌「チヌパワーくわせダンゴ」釣法に切り替え、仕掛けも遠投することにした。しかし、メジナがダンゴに食い付き、ウキが出たり入ったりと、合わせのタイミングが取れない。時には、ウキが水中にスーと引き込まれるが、魚は乗らない。

 だが2時間ほど経過した頃、動きのなかった潮に変化が出てきた。弱いながらも、沖向きに流れるようになってきた。気のせいか上層に見えていたメジナが少なくなったようである。そうなると途端にクロダイの気配が感じられる。

 そしていくらもたたないでウキが一気に消えた。合わせを入れることなく愛竿は絞り込まれた。手応えは十分、間違いなく本命のクロダイだ。しかも大物?強い引きを交わしながら相手は次第に磯際に…だがタモを手にした瞬間に強い引きはなくなった。痛恨のハリ外れ、いわゆるスッポ抜けである。厳しい状況からやっと食わせたクロダイ…がっかりした。

 肩を落として座り込んだ筆者を横目に「来たよ~!」と、本間さん。磯竿0号の軟竿がきれいに弧を描いている。待望のクロダイ。40センチを超すサイズではなかったが、久しぶりのクロダイで飛び切りの笑顔であった。

 これから冬季を迎え、荒れる日が多くなる周辺の磯場だが、脂の乗った、でっぷりサイズのクロダイが釣り人を夢中にさせる。

 ▼釣況 山形県鶴岡市・フイッシングハウス・ライズ=(電)0235(43)2015。

◎釣り人掲示板 東京湾遊漁船業協同組合 羽田沖に黒メバル稚魚1万3000匹

 東京湾遊漁船業協同組合(飯島正宏理事長)は、黒メバルの稚魚約1万3000匹を羽田沖浅場周辺海域などに放流した。この放流は、東京港埠頭(株)の委託を受け、同協同組合が放流事業として毎年実施しているもの。放流するメバルの稚魚は愛知県産で孵化(ふか)して約半年、平均10センチほど。組合員が2500匹にタグ打ちを行った。

 総合学習・社会体験の一環として大田区立開桜小学校の生徒4年生112人が釣り船3隻に分乗し羽田沖で稚魚を海に放った。メバルに大声で「頑張れぇー!」と声を掛ける生徒もいた。

 飯島理事長は生徒たちを前に「皆で豊かな東京湾を守り、育てていくという意識をもってもらえればうれしい」と話した。
 タグ付きのメバルを釣り上げるなど採捕した場合、日時・場所・大きさなどのデータとともにタグを同組合まで送付するとクオカードがもらえる。

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