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タカノハの岸寄りが本格化 旬を感じる時季に~日高海岸~

[ 2021年11月5日 10:03 ]

大型カジカとタカノハを手に佐伯さん(タカノハは筆者の釣魚)
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】今季魚の岸寄りが遅れてはいるが、そろそろ最盛期を迎えているはずの日高海岸へ。1日午前1時ごろから、仲間の加藤さん、佐伯さんと3人で場所を分散しての釣行。各地で旬のカジカとタカノハを主に狙ってみた。

 加藤さんは様似町冬島へ。風は弱いがウネリがたまに入る条件の中、コマセネット仕掛けでカジカを狙うが全く反応なし。ハゴトコやドンコさえも来ない。夜明け後のタカノハも15センチの赤ちゃんサイズ1匹だけで悲惨な状況。赤潮の影響なのか?同海岸はかなり心配な状態のようだ。

 佐伯さんは新ひだか町東静内へ。カジカ狙いでソーダカツオ、イカゴロを餌にコマセは赤アミで開始。早々に40センチがきて、その後も35センチ、40センチと続き、3時に50センチ級の大型がヒット!夜明け後もカジカに専念し、45センチを追加し計5匹をキープ。同付近は順調に岸寄りしているようだ。

 さて、私は日高町賀張付近へ。タカノハがメインのポイントだが、とりあえずカジカを狙ってみる。ネット仕掛けを遠近に投げ分けるとすぐに当たりが続くが、上げてみるとドンコのオンパレード。それでも負けじと打ち続けると、30センチ未満のリリースサイズのカジカがやっと2匹。夜明け前からはタカノハ狙い。朝まずめは静かだったが、完全に明るくなってきたころから動きが。1発目の型物とみられる当たりは針掛かりしておらず残念だったが、その後ポツポツと来だした。7時に41センチ、9時に37センチ、昼に35センチ。30~33センチのリリースサイズもその間に3匹。その後は反応がなく、結局3匹をキープした。

 同海岸のカジカの本格化はこれからのようだ。タカノハはやっと本格的に岸寄りしてきた感で今後が楽しみ。様似町方面の不調が気になるが、日高町~新ひだか町にかけての海岸は、旬を感じる面白い時季に入ってきたようだ。(札幌市・佐藤 貢)

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