アマダイをさがせ! タナ取り次第で種類変わる

[ 2021年11月4日 07:19 ]

「強烈な引きでした」51センチの特大を上げた川村さん
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 【ココが一番!】相模湾各地でアマダイが好機に突入。オデコを突き出すひょうきん顔の持ち主だが、繊細な当たりと力強い引き。そして、白身の上品な食感を求めるファンは多い。数も望めるシーズンだが、“ゴーマル”(50センチ超級)も姿を見せ始め、大物一発狙いにも拍車が掛かる。(スポニチAPC・林 悠二)

 小型のキダイが4連発。タナが高いと気付き、低め狙いに切り替えてすぐ。竿先をひったくるような当たりが襲う。何度も潜り込むような重量感のある引き。待望のアマダイは40センチの満足サイズだった――。

 腰越・飯岡丸に左舷2人、右舷3人が乗船。腰越南沖、航程20分の近場。

 「水深は80メートルです」投入合図を出した三浦公士船長。良型が潜む深場を中心に狙う作戦だ。

 潮通しは良好。左舷トモで早速、船中一番乗りの30センチ級が出た。それを追いミヨシでも同級が。いい出足だ。ひとしきり狙っては移動、そのたびに本命が顔を見せる。

 海底は餌の豊富な砂泥地でゲストもにぎやか。タナ取り次第で釣れる魚が変わるのだ。高めだとキダイ、サバに狙われがち。でも、ヒメコダイ(アカボラ)、イトヨリが掛かったら本命を期待して良い。タナが合っている証拠だ。

 ハリス2メートル、底を1メートル切って誘いを掛けるとキダイが来た。さらに少し下げてもキダイ。潮が速く仕掛けが浮き上がっている感じ。ここでガン玉をセットして狙ったところ、冒頭のヒットにつながったのだ。どれも30センチ以上の良型3連発。本命ゲットはタナの取り方次第で、この釣りの面白いところだ。

 そんな中、胴の間で特大が出た。食いが一服した正午すぎ。茅ケ崎市の川村雄二さん(80)が抱え上げたのは体高のある51センチ。「置き竿に来ました。あんまり引きが強いのでイナダでは…」と思ったとか。

 この日の釣果は1~8匹。筆者を含め3匹が3人。食いダナを探し出す=釣果につながるゲーム性の高い釣りなのだ。

 ○…本命8匹で竿頭を飾ったのは大和市・岡武志さん(89)。今季3回目の釣行で3匹が最高だったため「快挙だ!」と大喜び。タナ取りをしてからも休まず誘いを掛けて時折、竿先を1メートルほどハネ上げる。「タナ70センチ。ハネ上げた時に食うことが多かった」と勝因を披露。近々運転免許証を返納、車釣行は後1カ月。「大好きな釣り、今後は電車で通う」と意気込んでいた。

 ▼三浦船長の話 51センチは今季初ですが、全般的に型がそろっていて今後が楽しみ。深場中心に攻めます。100メートルダチも狙うため、オモリは60号と80号の用意を。白アマダイも狙えますが現在、浅場はフグが多く不調。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、腰越・飯岡丸=(電)0467(31)1560。乗合は午前7時出船。料金は付け餌、氷付き1万円。付け餌はサービスで配るが、好みの餌を持参する人が多いとか。各地から乗合出船中。

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