肥ゆる秋磯 イシガキダイ40センチ筆頭に良型4匹 特有の豪快なアタリ連発 三重・錦の底物

[ 2021年11月3日 05:30 ]

40センチを筆頭に良型イシガキダイを釣り笑顔を見せる筆者
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 秋も深まって磯底物釣りには、いいシーズンになってきた。近年、太平洋の磯釣り場は温暖化の影響か海の荒れる日が多くて釣行がままならない。9月下旬、西高東低の気圧配置になったので三重県・錦へ磯底物を狙って出かけた。秋磯特有の強い引きで、良型イシガキダイが楽しませてくれた。(スポニチAPC・木村 俊一)

 天気が安定しない日が続く中での釣行となった。北西の強風で波がおさえられた時を狙って出陣だ。早朝に錦港を出港。岡本旅館(スポニチ指定店)の当番磯回りから判断すれば、底物は水神本島がよさそうだと思いここに磯上がりすることにした。

 底物狙いと上物狙いの2人組の人たちが、船着きと高場で竿を出すという。そこで、私は空いている東端の低場でやってみることにする。

 磯が大きいので荷物を運ぶのが大変だ。当日は竿を2本出す。1本は沖目35メートル付近。もう1本は20メートルの近いポイントを狙ってみることにした。用意した餌はサザエ。一息ついて状況を見ると潮は西方向へ向かって緩く流れている。投入した竿の先を注視する。

 沖目に投げ込んだ竿の先は餌取りの小アタリばかり。20メートルを狙った竿には石物と判断できる鋭いアタリが出る。硬い赤身をつけたまま、サザエを1個刺しにしている。簡単には餌を取られてしまう心配はない。この時点で狙いは20メートル付近と判断。

 魚のアタリもだんだんと大胆になってくる。針に残った餌に果敢にアタックしてくる感じは、イシガキダイのようだ。竿先の動きは上下に大きくたたかれて、思わず身構えてしまいそうになる。そのうちに竿の胴まで曲げ込む大きなアタリがくる。

 「行くか!」と思わせられたが、無情にもはね返ってきた。かなりの魚が群れているのだろう。すぐに餌を付け替えて、同じところへ餌打ちする。今度は餌のサザエをハサミで2つに切って刺してみた。これでかなり食いやすくなるはずだ。

 仕掛けが着底するとすぐに当たってきた。餌が食いやすくなったのだろう。最後の食いアタリは、完全に竿を絞り込んでくれた。秋の魚は馬力が強い。グングン下へ突っ込んだら、次は横に走りながら抵抗してくる。豪快な引きを楽しませてくれる。

 海面にイシガキダイが浮いた。そのまま竿の弾力で抜き上げる。40センチの良型イシガキダイだった。次も同じポイントで同サイズのイシガキダイをゲットする。しばらくすると潮が動かなくなる。同時にアタリも止まってしまった。

 この後、反対方向に潮が動いた時に38センチを追加。高場でやっている人も、この地合いでイシガキダイを抜き上げた。昼の干潮を過ぎたときに餌取りとは違うアタリが出て34・5センチを取り込んだ。

 納竿までに良型イシガキダイを4匹の釣果となった。錦の石物はこれからが本番。型物のイシダイも姿を見せてくれるだろう。問い合わせは「岡本旅館」=(電)0598(73)2214へ。

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