シーズン終盤でも美しいアユが2日で66匹も! 魚影濃くなる午後が狙い目ですよ~ 和歌山県・日高川

[ 2021年10月20日 05:30 ]

初日の釣果、15~25センチを31匹
Photo By 提供写真

 早くも終盤を迎えたアユシーズン。9月に入って好釣果が報じられていた和歌山県・日高川龍神地区に親交の深い龍乃会からの誘いを受けて釣行した。すでに渇水で釣りづらい状況ではあったが、魚影は濃くマズメ時には、いまだ若い良型が連発で強烈な追いをみせてくれた。2日間の釣果は、15~25センチを66匹。時折落ち葉が川面に漂う自然豊かな山あいを縫って清らかな流れの日高川で、泳がせ釣りを心ゆくまで満喫した。(スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和)

 今シーズンのアユは、天候不順やコロナ禍の影響を受けて思うようにかなわなかったが、龍乃会の畑会長から納竿会の誘いを受け今月初旬に釣行した。

 午前7時前に小家地区にある伊藤おとり店で、鮎匠会メンバーでもある出口氏と合流し、おとりアユを購入して近況をうかがった。主人は龍乃会メンバーで、毎日川に入り友釣りで掛けたアユを500円で販売している。釣り人には河川情報入手とともにうれしい店といえる。

 今回の釣りは、龍神を熟知する出口氏の案内で柳瀬地区とした。9時に現地に着くと、水温は19度で20センチほどの減水だ。

 しかし、驚くほどの透明度と終盤とは思えない光沢のある底石に驚かされた。

 また周囲は、瀬とトロ、チャラ瀬が連なり、川底は大石や岩盤、玉石や小砂利など変化に富んでいる。状況によりポイント選択が可能な多様性のある釣り場だ。

 ハイテンションとなり手際よく支度をして、瀬落ちの深みに茶褐色に輝く拳大の石のポイントに狙いを定めた。おとりアユを下流側からゆっくりと泳がせて、狙いの場所に入ったところで2つの銀影がグルグルと舞った。そして、目印が下流に流されたのを見て竿を立てる。針のくい込みを確かめながら慎重にためこみ引き抜くと、22センチの丸々とした美アユがタモに納まってきた。

 高ぶる気持ちを抑えながら、同様に送り込み周囲を丹念に探ってゆくが連発はない。流芯に沈む石や対岸の岩盤など、広く探ってポロポロと拾うが、やはり連発は望めなかった。午前中に何とか2桁に乗せ昼食を取った。

 午後からは出口氏の勧めで、上流の大淵から流れ込むチャラ瀬を攻めた。水深は20センチ程の瀬とその肩だ。午後3時ごろになると淵から大量の群れアユが食(は)みに現れてきた。おとりアユを下流から扇状に上らせていくと、ギューンと目印が上流に飛ばされた。一瞬目印を見失うほどの追いに心が高鳴った。場所を荒らさないように一気に引き抜くと、23センチの2本の黄色い追星が鮮明な魚体。

 スピーディーにおとり交換をして送り出すと連発で追ってきた。それから夕方まで爽快な釣りが続いた。この日の釣果は15~25センチを31匹。

 翌日も、この日のデータを基にアタックして同型を35匹。2日間で66匹の満足する釣果。出口氏も、私に気を使いながら63匹とさすがの釣果だった。

 今回のアユ釣りでは、終盤に入り産卵が近づいているため、盛期に狙う岩盤よりも玉石や小砂利底で良型が活発に追ってきた。午前中は追いが悪いものの、午後から丁寧に泳がせれば魚影は濃いので、まだまだ好釣果が期待できるだろう。

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