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2・59キロ「飯岡ヒラメ統一王者」 細川さん悪コンディションも何の

[ 2021年10月13日 07:17 ]

9日の大会で優勝し、ヒラメ王となった細川さん                               
Photo By スポニチ

 スポニチカップ「飯岡沖ヒラメ釣り大会」が9、10の両日、千葉県飯岡・隆正丸で開催され合計118人が参加した。9日は2・59キロを釣り上げた昭島市の細川健太さん(40=公務員)が、10日は2・38キロの旭市・伊藤正さん(70=農業)が総合優勝。結果、細川さんが初代「飯岡ヒラメ王」になった。(笠原 然朗)

 【9日=参加58人】

 後半、強風とウネリが出て釣りづらい状況に変わったが、数釣りは順調。参加者全員のトップは11匹だったが、期待された“座布団”級は出ない。

 そんな中、芳野幹雄船長がかじを握る18号船に乗船した細川さんの竿が午前9時頃、前当たりもなく一気に絞り込まれた。

 7日夜、関東地方を襲った地震の影響から「食いが悪いのを想定して、捨て糸を30センチと短くして餌をアピール」の作戦が奏功した。 ヒラメ釣り歴は15年のベテランだが、優勝は望外の喜び。「驚きました。何かで“優勝”するのは人生で初めてです」。2日間の大会でもトップに立ち、ハイアール社の冷凍庫を手にした。

 【10日=参加60人】

 真夏を思わせる暑さの中、18号船に乗船した伊藤さんが飯岡沖37メートルで掛けた1匹で総合優勝。隣席は「師匠」と慕う新座市の平川耕三さん(85=建築業)。7匹釣った先輩に対して5匹と数では負けたものの、型では上回った。前日に続いての参加。「平川さんのアドバイスで底から50センチ、仕掛けを上げて狙いました。これまで釣った中で最大のヒラメです」。自己記録更新も達成した。

 ◯…10日、20人グループで8号船に乗船したのは釣りクラブ「ナオミ・レン・フィッシング」のメンバー。貸し竿組や初心者もいる中、難敵とのやりとりを楽しんだ。代表の竹内誠二さん(44=会社員)は「会員は51人。毎週、釣行会をやっています」。

 ▽主催
 スポーツニッポン新聞社
 東日本釣宿連合会
 ▽後援
 バリバス
 ▽特別協賛
 アサヒビール
 ▽協賛
 オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、マルサンアイ、宮島醤油、モーリス、ルミカ

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