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ドラゴン級タチウオ銀ラッシュ ジグでもテンヤでもメダル獲得

[ 2021年10月8日 07:06 ]

ドラゴン級を釣り上げた中山さん
Photo By スポニチ

 【ガイド】オリンピック・パラリンピックでは日本チームの輝かしい成績が記憶に新しいが、宮城県・歌津ではシルバーメダルがいまだ続出だ。

 清重丸・小山清孝船長が「昨年から釣り物に加わったばかりのタチウオです。釣法もさまざまで、幅広い年齢層に人気がありますね。群れで移動するので釣果にバラつきはありますが、ドラゴン級の手応えを一度経験されたお客さんは、必ずリピーターになっていますよ」と、にこやかに話す。

 午前5時40分、水深47メートルのポイントに到着した清重丸。「底から12メートル上まで反応が出ています。探ってみてください」と小山船長からゴーサイン。ジグとテンヤはおのおの、好みで釣り開始となった。30分ほど何もないまま経過した後に、ヒットタイムがやってきた。

 テンヤに出る当たりはさまざまで「ゴツン」と一発でハリ掛かり、「フワリ」と負荷が抜ける、「ガツガツ」とかじられるなど。間髪入れずに合わせを入れるのが必須だ。

 今回で2回目のタチウオ釣りという、仙台市・伊藤貴教さん(39=団体職員)はテンヤからスタート。「初めて釣ったときには見た目と違って引きが強くて驚きました。当たりも繊細でゲーム性が高いですね」と、この釣りに魅了された様子。

 伊藤さんに同行した名取市・中山剛二さん(51=団体職員)は「ジグにも餌釣りにも、それぞれの面白さがあると思います。前回はジグだけでしたが、テンヤに大型が食っているのを見たので今日は両方準備しました」と、2種類のタックルでドラゴン級を攻略。

 マルキユーの餌「ドラゴンイワシ」を使用して特大に的を絞っていた私の竿も強烈に一発で引き込まれた。強じんな電動リールのモーターを数回空転させて、132センチの“神竜”級が浮上した。

 釣りは小物から大物までなんでも挑戦という、気仙沼市・鈴木貢さん(36=会社員)も2種類のタックルを用意。「テンヤでは初め餌だけ取られていましたが、誘いの後に長めの止めを入れたらうまく掛かるようになりました」と後半には大型を連続ヒット。

 小山船長によると「せっかくハリ掛かりしてもテンションが抜けると外れてしまいます。休まず水面まで巻き上げて、一気に抜き上げてください。食いの良い時間は突然やってきますが限りがあります。その時にトラブルなく手返し良く釣るのがコツですね」とのこと。当日のトップは14匹の釣果。全てメーターアップぞろいとあって、終盤戦からも目が離せない。

 ▼当日使用のタックル 竿=がまかつ「タチウオテンヤ SR 掛けアワセ 1・75」、テンヤ=同「船タチウオテンヤ 掛けアワセ」各色、餌=マルキユー「ドラゴンイワシ」。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、歌津・清重丸=(電)0226(36)3257。午前5時集合。乗合料金9000円。

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