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東京湾で154人が熱戦 バリバスカップ2021スポニチ

[ 2021年10月6日 07:19 ]

釣れた唯一の1匹で優勝した大山さん                               
Photo By スポニチ

 バリバスカップ2021スポニチ「東京湾タチウオ大会(ルアー・フライの部)」が3日、深川・吉野屋、葛西橋・第二泉水、浦安・吉久、南六郷・ミナミ、川崎・中山丸、横浜新山下・渡辺釣船店から出船した6隻で行われ、154人が参加した。中山丸に乗船した川崎市の大山建太郎さん(49=医療関係)が127・2センチを釣り上げ総合優勝を果たした。(笠原 然朗、久世 明子)

 台風通過でタチウオの群れが消えた?決戦の舞台になった走水沖(70メートル)には大船団ができていたが、いずれの船も苦戦しているようだ。優勝した大山さんはルアー釣りでメタルジグ80グラムを使用。午前9時半、当たりがあって「バレないように」と慎重にやりとりし、釣れた一匹がこの日、唯一の釣果で優勝魚となった。

 昨年の大会では総合2位。「過去にいろいろなタチウオ大会に出ていますが、優勝は初めて。感無量です」と話していた。

 ◎市川市の堀切由香子さん(48=看護師) 「ベテランのマネをして狙ったらヒットしました」と声を弾ませる。速めの誘いをゆっくりめに変えたところ、122・8センチが上がり船別2位に。(第二泉水)

 ◎目黒区の佐藤憲司さん(42=会社員) 船体トラブルで、ミナミは1時間遅れで参戦。ハンデをものともせず総合4位。「底から5~6メートル巻いたら軽くなって魚が付いていました」(ミナミ)

 ◎相模原市の根本翔和君(10=小5)。両親と大会に参加。ルアー釣り歴は2年ながらメーター超でジュニア賞獲得。「将来は釣り関係の仕事ができたらいいなぁ」(吉野屋)

 ◎稲城市の原田琉之介君(11=小6) 大人も苦戦する中、最大89・4センチを含め3匹。「速めのピッチで狙った」ところドカン!同行した父親の和則さん(45)を負かす一匹だった。(渡辺釣船店)

 ◎足立区の明石由紀夫さん(71=会社員) 大物には大きな餌!とサバの切り身2匹掛けで118・9センチをゲットして「狙い通り」の一匹は総合6位。釣り歴40年。(吉久)

 ◇大会成績(1匹の全長、単位センチ)
 ▼総合賞(1)大山建太郎(川崎市)127・2=中山丸(2)林秀之(市川市)126・5=第二泉水(3)冨士原暁(市川市)125・4=吉野屋A(4)佐藤憲司(目黒区)123・4=ミナミ(5)小島久仁人(江東区)120・5=吉野屋B(6)明石由紀夫(足立区)118・9=吉久(7)丹後綾野(足立区)115・1=渡辺釣船店

 ▼船別賞
 ◎吉久(1)望月栄一(江戸川区)115・5(2)岡崎一光(柏市)115・3◎第二泉水(1)大原一(足立区)123・7(2)堀切由香子(市川市)122・8◎吉野屋A(1)鈴木喜徳119・8(葛飾区)(2)鈴木亜斗夢(筑西市)117・5◎吉野屋B(1)浦山隆幸(板橋区)113・0(2)木村励(調布市)112・5◎ミナミ(1)坂本英文(朝霞市)117・0(2)福永章(大田区)114・5◎中山丸(1)大嶋孝一(川崎市)123・6(2)堀尾忠教(品川区)119・0◎渡辺釣船店(1)松原章悟(相模原市)107・8(2)佐藤政幸(市川市)103・5

 ▼女性賞 松本治子(江東区)109・5=第二泉水

 ▼ジュニア賞 根本翔和(相模原市)102・0=吉野屋B
     (敬称略)

 ▽主催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会

 ▽特別協賛
バリバス

 ▽協賛 大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、マルサンアイ、ルミカ、ヤマシタ

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