ワカサギ天国1時間で100匹 頭で1000匹超も!!

[ 2021年10月5日 07:18 ]

偉丈夫の岡本さんは良型交じりで                              
Photo By スポニチ

 【釣り日和】栃木県日光・中禅寺湖のワカサギが釣れている。頭で1000匹超も。釣期は今月末まで。急がねば。木々が一部、紅葉し始めた山上湖へと向かった。(笠原 然朗)

 裏話。「ここは誰が担当する」と決まっているわけではないが、スポニチ釣り面の取材陣の中で各人、お好みの場所がある。中禅寺湖は山本有道APCが“ご常連”。弾んだ声で「釣れたよ」の報告に指をくわえること幾とせ。脚の疾患で今季の釣行を断念することを余儀なくされた先輩の代打で、民宿おかじんを訪れた。

 案内してくれた同店・岡本保店主の長男、季充さんが選んだのは店前桟橋から50メートルほど沖合いの水深7メートル。「魚探に反応が出ているよ」を合図に、オモリ2・5号、ハイパーパニック仕掛けのハリに餌の紅サシを付けて底へと送り込む。

 湖面標高は1269メートル。2486メートルの男体山はきれいな三角錐で、見上げるようにそびえ立つ。絶景かな、絶景かな!

 ほどなくしてワカサギが魚信を送ってきた。糸が斜めに出る。走る。手巻きのリールで引きを楽しみながら上がってきたのは12センチほどの“太閤”級。まるでシシャモ。ここのワカサギは放流は行わず、全て自然繁殖。型が大きいのも特徴だ。よほど水が合っているのだろう。

 2本竿で次々と掛けていたのは宇都宮市の八木沢雅美さん(71)。「いい思いができるから…」と中禅寺湖をはじめ、栃木・東古屋湖、福島・桧原湖でも竿を出すのだとか。

 型より数狙いで「行ってみたい場所がある」と岡本さんが船を回したのは立木観音前。湖の名前と同じ中禅寺の別名で、ご本尊様の見守る前に「魚がたまっている」と言う。仕掛けを下ろしオモリが底に着く前に当たり。5匹、6匹と連で上がってくるからたまらない。「中禅寺湖は初心者の方にも優しいんですよ」としてやったりの岡本さんだ。1時間ほどで100匹を追加した。

 山本APCがほれ込むのも分かるワカサギ天国。今年は私が楽しみました。

 ◯…1メートル80、体重120キロの岡本さんはアイスホッケーの猛者。キーパーで、日光高校から法政大学へと進み、高校、大学を通してチームのレギュラーとして活躍した。現在は日光自然博物館に勤務する傍ら、店も手伝う一方、社会人トップリーグに所属する「中禅寺クラブ」でゴールを守る。「ワカサギは得意じゃない」と言いながらも手返しの速さは熟練の技だ。

 ◯…知り合いの女性2人を連れて奮闘していたのは高萩市の佐藤博さん(67=会社経営)。海釣りからアユまで釣行は年間150日。立木前で爆釣を楽しんでいたが「今日は2人の面倒を見ながらだから大変だよ」

 ▼釣況 上信越東日本釣宿連合会所属、中禅寺湖・民宿おかじん=0288(55)0410。遊漁料1100円。貸しボートは手こぎ1人乗り3500円、2人乗り4000円。エンジン付き3人まで5000円、4人まで7000円。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る