難敵しのぎ良型カワハギ  キタマクラの猛攻にめげず待つこと数時間

[ 2021年10月2日 07:09 ]

大型が釣れました
Photo By スポニチ

 【富士村彩花のあやかりフィッシング】モデルで釣りガールの富士村彩花が乗り込んだのは小網代・丸十丸。狙うのは同船の看板魚種、カワハギだ。まずは数より型で勝負だ!

 「キタマクラ キタマクラ…」。怪しい呪文ではありません。頭の中がキタマクラでいっぱいになってしまいそうなほどの猛攻。仕掛けを上げてみるといつの間にか切られているハリ(それも全て)。可愛い顔をしているけども、食べたらあの世行き。小憎たらしい…でもこいつが顔を見せてくれないとそれはそれでチョット寂しい、そんなカワハギ釣りの定番ゲストだ。

 しかしこの日はあまりに多すぎる。

 船の至る所から「ゲシゲシ」とキタマクラが歯を擦り合わせる音が聞こえてくる。船上ではカエルの大合唱、ならぬ、キタマクラの大合唱だ。

 「キタマクラ“ツ抜け”しちゃったよ~」なんて猛者も。

 カワハギ釣りをたしなむあなたなら「なるほど、それはしんどかったろう」と思っていただけることだろう。

 ここ小網代のカワハギ釣りは根のあるポイントも多く、魚種が豊富でかつテクニカルなところが面白い。

 他のカワハギ船では見ることのない魚が上がったり、大型ゲストの強い引きにドキドキする瞬間も。キタマクラの猛攻にもめげず、なにくそと闘志を燃やし、ひたすら当たりを待ち続けること数時間。ようやく本命が!

 ト、ト、という当たりから一気にトトトトンと強く持っていくような独特の引きに「これはカワハギだ」と確信。あ~バラしそう!バラしたくない。カワハギはあまりに慎重にやりとりし過ぎてもバラすので、自分とカワハギを信じてしっかりテンポ良く巻いてくることが大事。まだまだ大型もよく釣れる時季なので、これはデカそうだなと思ったらタモを入れてもらいましょう。上がってきたのは良いサイズのカワハギ。よ、良かった!無事に取材成立!(ほんのちょっと覚悟した)

 「やっぱ釣れると良い笑顔が出るね~」と小菅裕二船長。どうやら私はよっぽど険しい顔して釣っていたらしい。

 その後も本命を追加できたものの、後半になって潮が流れなくなってしまいそのまま納竿。う~ん、数を伸ばせなくて悔しい。でもこの“ムズオモロイ”ところがカワハギ釣りのだいご味だからね!

 この日の竿頭はカワハギ歴30年のレジェンド、久保秀一さん。船全体が2、3匹しか釣れていない中、ただ一人12匹という圧巻の釣果!一体どうやって釣っていたのか尋ねると「下の方で誘ってからゆっくり聞き上げる感じ。キタマクラがたくさんいるから避けるイメージで釣っていました」とのこと。

 待って待って、あれだけいたキタマクラを避ける?どうやって?とハテナがいっぱいの私。まだまだ勉強することがたくさんですね!

 釣れたカワハギはもうすでに良い肝がパンパンに詰まっていましたよ!

 ◯…小菅船長の次女・結香さんの明るい笑顔と持ち前の元気な接客に、常連さんたちもニッコニコ。可愛いだけじゃなく、釣りの腕もピカイチ!ほら、見てください。釣られた尺ハギもニッコニコですね。
 ◆小菅結香さん(インスタグラムアカウント @MARUJYUMARU_Y)

 ◇富士村 彩花(ふじむら・あやか)1988年(昭63)生まれ、北海道出身。慶大環境情報学部卒。モデルとして活躍中。趣味は釣り。最近ハマっている釣りはルアーマゴチ。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る