「興奮」輝くアカムツ40センチ超 “深海のルビー”好調食い

[ 2021年9月25日 07:17 ]

松原さんに特大が来た
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 【博覧釣記】超高級魚で「深海のルビー」とも言われるアカムツが茨城県波崎沖で好調な食いを見せている。良型ぞろいで50センチ超も浮上。波崎・はまなす丸に乗り込んだ。(国友 博文)

 道具や仕掛けは至ってシンプル。狙う水深が100~150メートルと浅いため120号の軽いオモリが特徴だ。

 堀田正巳船長は利根川河口の真沖に位置する超一級ポイントを目指す。実績高く大人気の「寒猫根(かんねこね)」だ。

 ムツバリには持参したサバの短冊とホタルイカのゲソを付けて準備完了。「ハイ108メートルです。始めましょう」の合図で握りしめたオモリを投げ入れる。着底を確認したら、素早く糸フケを巻き取って誘いを入れる。捕食が苦手とされるアカムツに餌をアピールさせる事が大切。「チョ~ンチョ~ン」と2、3回餌を動かしたらゆっくり竿を頭上まで誘い上げる。そして一呼吸間を取り、ゆっくり「餌はここだよ食べてくれー」と誘い下げる釣り方。

 調布市の岡本力さん(65)に明確な当たり!初めの5、6メートルは手で巻いて魚の大きさを確認したら、電動リールの中速にスイッチオン。時折、独特の首振りダンスを見せると本命が頭に浮かぶ。電動リールが止まり、糸を手繰ると海面が赤くにじむ。仲乗りの掘田浩靖船長のタモに収まった42センチを手にして「タナを上げて食わせました。この時季はシンプルが一番です」

 そして隣の野田市・水越柳二さん(65=会社員)は置き竿で本命を釣り上げる。

 船橋市の松原憲二さん(49=会社員)にも楽々40センチオーバー。「赤い魚は興奮しますね。ぜいたくに塩焼きが本当の味を楽しめます」と冬には“ツ抜け”も達成したテクニシャンだ。

 活性が上がり、好ポイントに船が入ると次々に竿が曲がる。成田市の早水一郎さん(51=会社員)には一荷だ!「タナを取って誘ったらガツンと来ました。あぶりが楽しみです」と大満足の笑顔。 絶好調のアカムツは10月末までチャンスだ。

 ◎餌について 船ではホタルイカの餌が配られる。坪抜きして、口から目と目の間にハリを刺すのが基本。常連さんは、サバやカツオのハラモ、イカや鮭の皮など持参する。これも、楽しさの一つ。

 サバの短冊をチョン掛けにしてホタルイカを抱き合わせにすると、アピールと餌持ちに効果的。「サバの短冊は小さくですね」と船長。

 ◎仕掛けに一工夫 ハリスには潮乗りとアピールを考えたマシュマロボールやフロートパイプが効果的。海が暗い時は、仕掛けの接続部に水中ライトやケミホタルも有り。半面、餌取りが多い時はシンプルに。早潮の時はハリスを長く、潮が緩い時は短くしてみよう。本命、餌取りの活性次第で捨て糸を調整する。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、波崎・はまなす丸=(電)0479(44)4627。集合は午前4時半。乗合料金1万2500円(ホタルイカ1パック、氷付き)

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