“マダイ穴場”で5・5キロ 秋本番の相模湾を独り占め五目!

[ 2021年9月9日 07:15 ]

初挑戦で86センチ、5.5キロの大ダイを仕留めた中村さん
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 【ココが一番!】涼風に誘われ秋の釣りが早くも本番!キハダ人気でにぎわう相模湾。その一方で見逃せないのがマダイだ。2隻出しでこの両方を狙う福浦・よしひさ丸のマダイが上向き、連日大物が登場している。この日の最大は5・5キロ。まさに“穴”。目が離せない。(スポニチAPC・林 悠二)

 ◎福浦・よしひさ丸

 「大ダイが出るのは例年10月だけど…今年は早いですね」――マダイ五目を担当する若船長の高橋勝久さん。

 「各所で濃い魚探反応を確認しています。昨日は4・1キロが出ましたよ」。今季初の対象魚。ぜひ型が見たい。

 この日、キハダ船は休みで舵(かじ)を握るのは大船長の稔さん。勝久船長は助手兼釣り人になった。

 「タナは30メートルです!」。朝一のチャンスを狙ったポイントは、航程10分の真鶴半島東沖。水深40メートルの浅場だ。タナは海面からの指示。

 「ハ~イ。1発目から当たったよ!」

 右舷胴の間の第1号は600グラム級の本命。すかさず勝久船長も掛けた。

 マダイで人気の真鶴沖だが、最近では専門に狙うのは数隻。この日は船影がなく独占状態だ。浅場、深場と自由自在。濃い反応を追い狙い撃ち。

 「タナ60メートル!」

 午前6時すぎ、左舷トモで待望の大物ヒット。やりとり8分。つかんだ天ビンの先10メートルあたりで大きな白泡とともにボッコン!ピンクの巨魚が浮上した。86センチ、5・5キロの大物を上げたのは地元・湯河原町に住む中村政徳さん(55=会社員)。「とにかく重かった。リールが巻けず大苦戦しましたよ」。7月までは稔船長が操船するベニアコウ専門で、マダイは初挑戦とか。まさにビギナーズラック。

 この釣り場を休めて再び浅場へ移動。コマセに寄り集まっていたのか、ここで筆者の竿にマダイ連発。38センチ(800グラム)の次は42センチ(1・2キロ)。40センチ級アマダイも飛び付いた。

 周囲で3回ハリスが瞬殺された。「ワラサだね」と勝久船長。前日は7キロ級を含め数匹上がっている。再度、タナ60メートルを狙うと早速当たり。38センチ級の大アジが立て続けに…。

 ワラサも回遊し始めた。潮が効かずこの日は残念ながら不発だったが、これも潮次第。マダイをはじめ、秋の五目釣りはいよいよ本番。今後が楽しみだ。

 ◎釣り方のカギ

 この方面のイサキと同様で「簡単だよ」と稔船長。指示ダナより10メートル先までラインを送り、10秒ほどハリスをなじませ一気にタナまで上げて待つだけ。コマセの出が良い鉄仮面(ステンレス缶)は、途中で竿を振る必要なし。30秒待って当たりがなかったら竿を高く上げて、静かに下ろして待つ。魚は落ちる餌に好反応、高確率で食ってくる。不意な大物のハリス切れが目立っている。瞬殺を避けるためハリのチモトは、必ず土佐結びなどで編み付けたい。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、福浦・よしひさ丸=(電)0465(63)3884。乗合は福浦港に午前4時30分集合。料金は餌と氷付き1万円。土・日曜日、祝日限定の手ぶらdeフィッシング船も出船中。

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