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リャンコ3回 ヘラブナ33匹 即合わせ決まって「気持ちいい!」

[ 2021年8月30日 07:12 ]

リャンコもあって33匹の釣果
Photo By スポニチ

 【何でも釣ってやろう!】釣りなら何でも…の“釣り姉貴”石坂衣里が訪れたのは千葉県旭市にある長熊釣堀センター。ヘラブナ釣りの師匠はシマノのアドバイザー、小山圭造さんだ。

 釣り場では、風の影響が少ない3号桟橋の133番に入釣。強い日差しを避けるためパラソルを広げて、釣りを開始しました。

 道具選びは小山さんに頼りっきり。まず竿はシマノ「朱紋峰 嵐馬」8尺。そして、ウキは同「水峰・圭造バージョン」のボディー6センチ、トップ6センチ、フット8センチ、そしてハリス0・5号30センチと40センチで、それぞれに5号のハリ。板オモリをハサミでカットしながら浮力を調整して仕掛けの準備は完了です。

 餌も小山さんにアドバイスを頂き、マルキユー「カクシン」200ミリリットル、「ガッテン」200ミリリットルを混ぜ合わせた後に、水100ミリリットルを入れ、手際良く混ぜ合わせます。その後は餌がなじむように5分ほど待ちます。

 今回の釣り方は浅ダナの両ダンゴ釣りです。

 コロコロと丸くハリが隠れる程度の餌を作り、仕掛けのハリ2つに餌を刺し、ヘラブナを寄せるために早めに何度も打ち返します。ウキが動き始めたら、いよいよ心の準備です!「ドンッ!」とウキが水中に沈んだら即合わせができるように。初めの1匹が釣れるまではいつも緊張して心に余裕が持てません。

 数回目の当たりでいつもより早めに1匹目のヘラブナを釣り上げることができました。ホッと一安心。

 魚が寄ってきている間にテンポ良く釣りを続け、釣果を伸ばします。途中、釣れない時間が続いたらウキの動きを見ながら餌のブレンドを調節したり、餌の付け方や大きさを工夫し、当たりを出していきます。

 ヘラブナ釣りの楽しさは?カラツン(当たりが出ているのに合わせても釣れないこと)が続く時に、工夫した結果釣れだした時や、即合わせが決まった時の「気持ちいい!」と叫びたくなるような感じでしょうか。

 この日は33匹目を“上がりベラ”とし納竿しました。

 3回の“リャンコ”(一荷)もあり、夏の魚の活性の高さを感じることができました。

 ヘラブナ釣りは老若男女、誰でも自分のペースで楽しめる釣りです。ウキの動きに夢中になり、病みつきになること間違いなし。まだヘラブナ釣り未経験の方にはぜひ挑戦してもらいたいと思います。

 ▼釣況 長熊釣堀センター(旭市萬力3566の1)=(電)0479(68)4602。開場時間は4~9月午前6時30分~午後4時30分、10~3月午前7時~午後3時30分。利用料金、大人(中学生以上)1日1000円、小学生同500円。

 ◇石坂 衣里(いしざか・えり)1979年(昭54)生まれ、群馬県出身。釣り糸「サンヨーナイロン」アンバサダーとして活動。ヘラやトラウトの淡水をはじめ、沖釣りへも通い詰める癒やし系釣り姉貴。

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