効果てきめん ウイリーでイナダW一荷 “その日その時に応じて使い分ける”格言再認識

[ 2021年8月28日 08:16 ]

楽しい1日を過ごした林さん親子(左)柴坂さん親娘                               
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 【実釣見分】イナダがはじけた。突然だった。夏の終わりを楽しもう。バケ使用のカッタクリとウイリー五目仕掛けの出番。老体には厳しいけれど平塚・庄三郎丸でいざ勝負!(スポニチAPC・町田 孟)

 本ガツオがいい結果を出していた。太いし食いも活発だ。狙ってみるか、と予定していた前日、突如潮に濁りが入った。長雨の影響だ。こうなればイナダだ。カンパチも出る。

 事前情報では「圧倒的にバケがいい」。カッタクリ推薦が多数派。2本バリにバラフグなどの皮を縫い付けた古典的な仕掛け。一昔前だと手釣りで割合と得意だった。それが竿に変わった今、イマイチ調子がつかめず不安が残る。古いやつだと笑われても仕方がない。宿特製の3本バリのウイリー仕掛けとの使い分けが得策。一番下の空バリにオキアミの餌をつける仕様だ。

 出船直後、新盛厚船長=写真=から攻略の基本その1。「ビシは『サニーちびライト』40号。色は赤。黄色は絶対ダメです。上部の穴だけ3分の1~4分の1開けるくらいにして」。その2はシャクリ動作だ。「バケはしゃくってハンドル1回転、間を置かず素早いピッチで。ウイリーはしゃくって1~2秒くらい待ってハンドル1回転」

 舳(へ)先に陣取るのはルアー軍団。庄三郎丸の名物男“ルアーの鬼”塩谷広樹さんの姿も。ポイントに到着するや入れ掛かり状態を見せつけられる。これなら「バケだ」迷わず選択。ところがだ、ピクッとも来やあしない。「圧倒的」は何だったのか。軍団の嬌声(きょうせい)に焦りが出る。

 踏ん切りをつけてウイリーに変更。効果てきめん、2度目の投入でビリビリグイーン。竿が弓なり。群れに当たりさえすれば“失投”はほとんどなし。頃合いを見て再びバケで挑んだ。やっぱりなしのつぶて。確率は22対1でウイリーに軍配。結局、その日、その時に応じて使い分ける。古くからの格言を再認識させられた。

 番外の勝者はルアーだ。塩谷さんはイナダ、カンパチも交じる怒とうの42匹。「この時季はジグですよ」

 新盛船長は「このままイナダ攻めです」。本番突入だ。

 ▼追記 腹を出して1日寝かせたイナダ、しっとり脂が回って美味だったあ。

 ○…お父さんに連れられた小さなアングラーが2人。林裕司さん(42=日高市)と寿紀君、柴坂勇希さん(34=入間市)と心結ちゃんだ。同じ幼稚園の年長さん。英才教育?は残念ながらイナダが相手ではファイトできずじまい。それでも食べる方は口をそろえて「お魚だーい好き」。グルメ修業はバッチリのようだ。

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