小突いて小突いてマダコ突く オモリ着底後スタート一定リズムで

[ 2021年8月5日 06:52 ]

麦わら帽の田端さんは3連チャン
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 【博覧釣記】夏の風物詩の一つがマダコ釣り。茨城県大洗沖では、今年も湧きがよく連日好調。近年、竿を使った餌木タコ釣りが確立されて大ブーム。道具も釣り方もシンプルで、ビギナーでも手軽においしいマダコが釣れますよ。(国友 博文)

 7月中旬からマダコ釣りを始めた大栄丸では、1キロ前後をアベレージに2キロ級も顔を出している。

 「この時季は数が釣れますね」と大川茂船長。水深27メートルからスタート。そして「ここは石ころ場だから根掛かりが少なくて釣りやすいですよ」と。当たりは千差万別で「モヤ、グニュ」など竿先に変化があればチャンス。さらに小突き続けると次第に重量感が増した時が合わせのタイミングとなる。早合わせはNGでしっかりシャープに合わせよう。合わせが決まったあの衝撃が癖になる。

 開始と同時に市貝町の常連、小松巧さん(57=会社員)の竿が曲がる。

 「潮が流れたら乗りましたね。昨年はいい日に25匹釣って、すっかりハマりました」と話した。

 筆者はピンクとイエローの餌木をチョイスして専用スナップに付け80号のオモリと共に投げ入れる。オモリが着底したら「小突き」スタート。小突きこそこの釣りの全て。一定のリズムで小突き続けると「グニョ」と今までにない感触に変わる。これはマダコが餌木に乗ったことを意味する。さらに小突いて竿先が引っ張られたら合わせのチャンスだ。「ヨーシ」。竿が一気に曲がり、乗りを確認する。何とも言えない瞬間だ。ポンピングや早巻きはバラシのもとで一定の速さで確実に釣り上げよう。1キロ級を釣り上げることができた。

 「どんな釣りも朝が良いね」と船長も納得の様子。トントントン。「ヨーシ、乗ったね」。重いぞ!「アー」すっぽ抜け。これもよくある光景だ。

 東久留米市の仲野忠義さん(51=会社役員)にも良型が来た。

 「ここのタコはホントにおいしいですね。仲間や近所に配るために今日も来ました」と満足の1匹。仲野さんご本人は「実は痛風でタコ食べられないんです」と驚きの一言。

 一年中タコを追い求める流山市の田端伸一さん(74)は麦わら帽子がよく似合う。

 「やっぱり冷めてもおいしいタコ飯は最高です」と見事、3連チャン。時合や好ポイントに船が流れると筆者も3連チャンでお開きとなった。この夏は初心者大歓迎の大栄丸で餌木ダコを楽しんでいただきたい。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、大洗・大栄丸=(電)029(267)4771。出船は午前5時。乗合料金1万円(氷付き)。

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