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43センチの良型イシガキダイが釣れたよ! 三重県・阿曽浦の夏磯で快釣な一日を満喫しました~

[ 2021年7月28日 05:30 ]

43センチを筆頭に良型イシガキダイをゲット、暑さも忘れる釣行だった
Photo By スポニチ

 三重県・阿曽浦で磯底物の食いが好調だ。これからの夏磯は暑さとの戦いになるが、そのぶん魚のアタリも多くなる。竿の曲がりを思い浮かべると、たまらなくなってきて19日、渡船にしうらへ急行した。台風6号の影響を間一髪でかわして、暑さも忘れる快釣な一日となった。(スポニチAPC・木村 俊一)

 朝6時出港。にしうら船長が「オジマに渡りますか」と言う。即座にOK。「今年はイシガキダイのアタリが多いです」と船長。荷物を船着き場の高場に降ろして釣りの準備にかかる。

 オジマは浅いが、周囲は沈み磯に囲まれている。阿曽浦でも絶好のポイントだ。消波ブロックを前方に見ながらサオを出す。西向きを狙ってみた。

 エサのウニを刺して、まず25メートルを狙ってみる。次のエサのトゲを切りながらサオ先を注視する。だが、ピリッとも反応がない。「投入位置を間違えたかな」と思いながら仕掛けを回収。ウニはそのままの形だ。潮の流れは南方向へ流れて沈み磯へ当たっている。

 「魚が食ってもおかしくないのに」などと考えながら、2投目は19メートルの手前側へ投げ込んでみた。浅いからオモリの着底が早い。今度は道糸を張ると同時に大きなアタリが出る。

 仕掛けの沈下を魚が見ていたのだろう。続いてサオ先を引き込んでいった。十分に食い込ませてから、合わせを入れる。魚の重量感が手元に伝わってくる。

 磯前方の低場に降りて取り込みを開始。グングン締め込む強い引きを楽しみながら海面に浮かせる。43センチの良型のイシガキダイだ。

 食わせるポイントが分かればいただきだ。ここから2連発で食ってきた。慎重に遅合わせをして魚をバラしていないのでまだまだ釣れそうだ。

 ところが、潮の流れが逆方向になったとたんにアタリが散発的になってきた。しかも、食い込みが悪い。ここで食わせバリの12号を付けて手持ちザオで応戦する。

 魚が食い込んで走るまでに少々時間はかかるものの、ポツリ、ポツリと追加していく。南方洋上に台風6号が発生しているので、時々大きなウネリが入ってくる。釣り座の荷物を置いている場所の際までくるようになってきた。

 まだお昼になっていないが、大事をとって早めに納竿して渡船を待つことにした。暑さを忘れさせてくれるほどの石物の活発なアタリだった。

 快釣の一日の釣果は43センチを頭にイシガキダイが7匹。文句のない釣果となった。阿曽浦の磯底物は、この後も好調に推移する予感でしばらくは楽しめそうだ。

 問い合わせは「渡船にしうら」=(電)0596(72)1373。マイカーは、伊勢自動車道・玉城インター下車。阿曽浦へ。

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