50センチ越え“ジャンボ弁慶” 梅雨明けアカイカラッシュ

[ 2021年7月21日 07:32 ]

デカイ!胴長50センチを超える“ジャンボ弁慶”に吉川さんも大満足          
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 【釣り新鮮便】新潟・直江津沖に真夏の夜の風物詩・アカイカの季節が到来した。夜釣りなので涼しくて快適な上に、胴長40センチオーバーの“弁慶”も交じる。引き味も強烈。早速、上越市・いとう釣具店所属の八坂丸へ向かった。(後藤 賢治) 

 「例年はムギイカが終わる頃に、アカイカが釣れだすが、今年のムギはまだ釣れていて、アカイカが遅れている」と八坂丸の竹内敏幸船長。この日は午後5時に乗船し、航程20分で水深35メートルのポイントに到着した。合図と同時に仕掛けを一斉に投入する。

 ところが竹内船長は「潮がたるく、底潮は動いてない」と渋い顔。ダメかと思いながら竿を出していると、右舷ミヨシ寄りにいた長野市の吉川健吉さん(69)の竿がいきなり満月状態となった。

 下唇をかむほどの重量感で、上がって来たのは、胴長50センチ超の“ジャンボ弁慶”。吉川さんは「刺し身じゃ食べ切れないよ」としてやったりの笑顔。筆者にも大きな当たりがあったが、あと10メートルの所で無念のバラシ。カンナにはちぎれた足だけが付いてきた。

 それから1時間以上も当たりなし。7時半頃に群馬県伊勢崎市の高橋徹さん(49)の当たりが合図にとなり、船中のあちこちでラッシュとなった。

 上越市・松野義一さん(69)は弁慶の子分級、左舷の伊勢崎市・亀田保隆さん(43)は竿がグイグイ引き込まれ、太い弁慶をゲットしうれしそう。「潮が動かず苦戦しましたが、後半に当たりが出て良かった」。

 ちなみに筆者は9匹でバラシは多数。これで潮が悪いとは…信じられなかった。

 梅雨も明け、いよいよ夏本番。これからが最盛期となる食味最高のアカイカが狙えるチャンスだ。

 ○…釣行の前日、八坂丸では117キロのイシナギが出た。釣った長野県南佐久郡の友野学さん(64)によると船への取り込みは6人掛かり、港ではウインチを使って上げた。さらに「自宅にいた息子に連絡し、軽トラックで迎えに来てもらいました」。その後、飲食店に持ち込み3時間がかりでさばかれたイシナギは「刺し身にしたが、癖がなくおいしかった」とのこと。

 アカイカはパスタでおいしく食す!東京都瑞穂町の「寿し長」の大将・長谷川勇一さんのお薦めは「アカイカと夏野菜のバジルドレッシング風味パスタ」。

 (1)インゲンと枝豆を下ゆでする(2)切ったアカイカとアルデンテにゆでたパスタを一緒に炒め、その中に(1)を混ぜる。塩、コショウで薄味に仕上げ、バジルドレッシングを好みの量をふりかける(3)トマト、水菜、刻み大葉を添えれば出来上がり。寿し長の常連客に出したところ「口の中がさわやか」「暑い時季にはぴったり!」と絶賛の嵐だった。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、上越市・いとう釣具店=(電)025(544)1173。出船は午後5時と同11時。乗合料金9000円。他に直江津・えびすや釣具店=(電)025(543)8316=からも出船中。

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