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ラスト1投!!奇跡のドラゴン降臨 フィーバーに乗り遅れるな

[ 2021年7月10日 07:25 ]

ラストに特大のドラゴン級が釣れました
Photo By スポニチ

 【富士村彩花のあやかりフィッシング】梅雨空の下、夏タチ開幕!モデルで釣りガールの富士村彩花が乗り込んだのは深川・吉野屋。“ドラゴン級”のタチウオを狙って出船だ。

 ドラゴンフィーバーに乗り遅れることなかれ!各船宿の釣果情報を逐一チェックしているあなたならきっと見たことでしょう。「竿頭90匹超」「平均30匹」。連日のようにこんな釣果が並べられたら毎日、ソワソワ…もういても立ってもいられない!

 飛ぶようにして、吉野屋へ。平日にもかかわらず、船は2隻出しの盛況ぶり。常連さんの顔もちらほら見られるが、意外と初心者さんも多い様子。皆、きっと釣果情報を見て飛んできたに違いない。

 ドキドキしながら出船!この日も東京湾・走水沖にはタチウオ船の大船団が。いつ見ても圧巻の光景。天気は曇り気味、潮も少し濁っているのでまずは派手めカラーのジグからトライ。

 すると早速、指示ダナまでジグを落とす途中でフッ、と抵抗が抜ける感触があった。タチウオのフォールバイトだ。こういう時はうかうかしてるとあっという間にラインを切られてしまう。

 ジグを落としてる間も集中して、違和感をキャッチしたらすぐに合わせよう。ガツーンとバットに重さが加わり、魚が乗った!上がってきたのはちょっと小ぶりな“夏タチ”サイズ。キープしない分はなるべく魚に直接手を触れず、また体に傷をつけないよう気をつけて優しくリリースしてあげよう。

 取り込みの際に血が出てしまったり、身体に傷がたくさん入ってしまった個体はリリースしても死んでしまうのだそう。

 ちょっとこれはもうダメかな、と思ったら持って帰っておいしく食べてあげてくださいね♪

 午前11時を過ぎると早くも、朝の高活性がウソのようにピタッと食い気がなくなった。このポイント、先日まではシルバーカラーがよく当たっていた印象だけれど今日はどうもお気に召さないらしい。これがまた東京湾タチウオの面白いところ。

 反応はあるのに何をやっても食わない。集まっていた大船団も沖の方のポイントへ散り散りに。このタイミングで大森健吾船長があえて選んだのは走水の手前方面。「沖に行けば数は釣れるかもしれないけど型が小さい。ここのポイントはドラゴンも上がる可能性あるから頑張ってみて!」とのこと。よ~し、諦めずにいっちょ頑張ってみますか!

 渋い時間が続いて、いよいよ最後の流し。ポツリポツリと周りでピンクカラーのジグが当たりだした雰囲気。ここでこん身のジグにチェンジ。そしてまさに、“最後の1投”で奇跡が起きます。

 指示ダナまでジグを落とし、ゆる~いワンピッチで1、2回誘い上げたところでロッドに衝撃が。ズドン!と今までとはちょっと違う引き。こ、これは明らかにデカい!

 口にちゃんとハリ掛かりしてる感じだけれど、もしちょっとでも歯がラインに触ったら…ドキドキしながら慎重にやりとり。水面にスーッと姿を現したのはまさに狙っていたドラゴンサイズのBIG ONE!船長も「最後までドキドキだったよ~やったね!」と喜んでくれました。

 ◇富士村 彩花(ふじむら・あやか)1988年(昭63)生まれ、北海道出身。慶大環境情報学部卒。モデルとして活躍中。趣味は釣り。最近ハマっている釣りはルアーマゴチ。

 ▼使用タックル ロッド:DAIWA「鏡牙AIR 65B―1・5 スリルゲーム」、リール:同「ティエラ AIC 150H」、道糸:PE0・8号、使用ジグ:同「SALTIGA TGベイト」(写真はCHピンクゴールド)

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