タイ連発 クロダイ46センチ マダイ40センチ

[ 2021年6月30日 07:31 ]

佐藤さんはマダイを連発
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 【純平の磯リポート】秋田県男鹿半島の磯でマダイが元気だ。太いハリスを切るほどのパワーは魅力的。一方、山形県酒田港でクロダイが釣れている。50センチ超の“年無し”も夢ではない。(スポニチAPC・小林純平)

 ◎秋田県男鹿市・館山崎

 久しぶりに、男鹿磯のマダイが元気だ。ここ数年、同地のマダイは不調だったが、今季は椿漁港周辺の沖合にある定置網などではマダイの大漁が続いているという。

 釣り場の「館山崎地磯」は、椿漁港にも近い。比較的に浅い磯場にもマダイが回遊しているようだ。

 釣行した日は、新潟市の佐藤大介さん(42=自営)が同行してくれた。意気込んで磯場に入ったものの、有望ポイントの釣り座近くまで網が仕掛けられていた。いち早く漁師も狙っていたようだ。

 タナは6メートルぐらいに調整。ラインは3号、ハリスは2・5号と太めにした。流れはゆっくり下り潮。まき餌をしばらく打ち続けても餌取りも少なく、時たま25センチクラスのマアジが食ってくる状況である。

 最初のヒットは佐藤さんに来た。0・6号の磯竿が幾度となく海面近くまで叩かれる。「クロダイとは引きが違うよ」とは佐藤さん。やがて姿を見せたのは鮮やかな輝きを放つ磯マダイだった。男鹿の初の本命40センチをゲットして満面の笑みであった。続いて筆者にも同サイズのマダイが。しかも連発である。

 潮が止まりかけたころ、付け餌をオキアミから大きめの丸エビに替えてすぐにウキが勢い良く消し込んだ。合わせる間もなくリールのドラグが鳴り続ける。レバーブレーキとドラグで必死のやりとりを繰り返したが相手のパワーが強く、とうとう根ズレでハリス切れ。どうしても釣りたい磯マダイ、チャンスはまだまだ続く。

 ◎山形県酒田市・酒田港

 酒田港でクロダイを狙った。同所のクロダイは早春は火力発電所近くの通称「温排」から釣れ始めるが、夏を迎える頃から港内全体で狙えるようになる。この日は、砂防堤防周りを釣り場とした。

 早朝から竿を振っている天童市の浅井典(つかさ)さん(42=会社員)は、まだ釣果はないという。とにかくマアジの攻撃が激しく手を焼いている様子である。

 オキアミや練り餌なども使ってはいるが、投入した仕掛けがタナに届く前にアジが引ったくるウキの消し込みも勢いがある。

 しばらくすると左右に流れていた潮が止まり、アジの当たりがちょっとだけ静かになった。仕掛けがタナに届く回数が多くなったが、それでも付け餌は残ってくることはない。風向きも変わり海はベタナギ状態。しかも気温が一気に上昇して真夏のような暑さになった。

 その時だ、浅井さんのロッドが伸ばされるほどに曲がった。本命か?マダイか?リールが巻けないほどである。突っ走る引きはないのでクロダイだと思うが、いずれにしても大物には違いない。

 十数回のやりとりでとうとう姿を現した大本命のクロダイ。タモに入ったのは46センチだった。

 マアジの食いは衰えたが、筆者のポイントはどうやってもクロダイが食ってくれない。マルキユー「チヌパワーくわせダンゴ」釣法や練り餌を使っても同様。再び浅井さんにクロダイが連発した。今度は30センチと27センチ。この日の付け餌は、アジが多いので同「食い渋りイエロー」と「荒食いブラウン」、「高集魚レッド」と全て練り餌だが、ヒットしたのは全て「荒食いブラウン」だったという。

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