良型カレイで定年はなむけ 続々ヒットで旅立つ先輩を祝福

[ 2021年6月28日 07:03 ]

思いで深い1日に渡辺さんは両手に良型
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 宮城県仙台湾の釣り物を代表するのはカレイ。手軽に釣れ初心者でも楽しめるが、実は奥が深い。亘理・きくしん丸に乗り込んだ。(スポニチAPC・菅野 順也)

 「今季は例年に比べると数が伸びていません。それでもトップで40~50匹前後、好調な日だと60匹ほど釣れています。30~40センチの良型も多数交じるので、皆さん楽しんでいますよ」ときくしん丸の渡辺誉人船長が話す。

 午前5時半、水深38メートルのポイントに到着し。青イソメを仕掛けのハリに付けて投入。海底をオモリでリズミカルに小突いて寄せるのがカレイ釣りの基本だ。

 私の竿に「ブルブル」と小気味良い感触が伝わり鋭く合わせを入れると早速、ヒット。35センチのマガレイをキャッチ。続いて30センチ級がダブル。肉厚のマコガレイも食ってきた。

 渡辺船長にうまく釣るコツを聞くと「現在は人より数多く釣るならテクニックが必要ですね。餌は常に新鮮な物に付け替えて、当たりに集中して積極的に合わせを入れてください。仕掛けの長さや色を変えたり、小突きの強弱もいろいろ試したりする人が数を伸ばしていますよ」とのこと。シンプルタックルで誰にでも簡単に釣果が期待できるが、メソッドは多彩で奥が深い。これが仙台湾のカレイ釣りが初心者に優しくベテランも魅了する理由だ。

 カレイ釣り歴20年という、二本松市・渡辺長門さん(60=会社員)は「私のために職場のみんなが、定年祝賀カレイ釣り大会を開催してくれました。素晴らしい思い出になりますね」と、マガレイとイシガレイの良型を手ににっこり。

 同行の本宮市・菅田健太郎さん(40=会社員)は「渡辺さんには山菜採りと魚釣りを教えてもらい、公私共に長年お世話になりました。でも、5人の大会なので主役もやっつけて優勝目指します」と、良型マガレイをキャッチ。

 初の船釣りに挑戦の、福島市・半沢祐介さん(33=会社員)は「何も分からず船酔いの心配などありましたが、誘われたので思い切ってチャレンジしました。何も問題もなく聞いていた通りに楽しかったです」と、40センチ級のイシガレイを手にすっかりハマった様子だ。

 その半沢さんを船釣りの世界に招いた、二本松市・永瀬雄一さん(33=会社員)は「前回もいろいろなカレイ類に加えて、カナガシラやホウボウなどが釣れました。今日は連れてきた友人が喜んでくれたので、私もうれしいです」と釣りの輪がまた一つ広がった。

 ▼当日の使用タックル 竿=がまかつ「鰈幻粋MH1・65」、仕掛け=同「ナノ船カレイ仕掛(ロング)」15号、道糸=ヤマトヨ「PE JIGGING 8 BRAIDED」2号。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、亘理・きくしん=(電)022(335)3552。出船は午前5時。乗合料金8000円(氷・餌付き)。

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