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良型タカノハに高まる期待~緊急事態宣言解除後の展望~

[ 2021年6月18日 05:30 ]

19年7月、新ひだか町で釣った良型マツカワとクロガシラ
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】新型コロナウイルスの影響により慎重な行動を取らなければならない日々が続いているが、20日までと予定されている緊急事態宣言の解除後の展望を考えてみた。

 この時季の投げ釣りは太平洋側が主体となり、メインターゲットの一つとなっているタカノハは6月中は海水温の関係で胆振~日高西部が狙い目となる。私は胆振方面への釣行を予定しているが、悩まされるのがこれから増えてくるフグで、針持ちの良い餌など工夫が必要となるだろう。また、良型のクロガシラやアブラコも釣れることもあり、こちらの仕掛けや餌の準備も忘れられないだろう。

 そして7月に入ると日高中東部が徐々に良化してくる。浦河町や様似町海岸が代表的なエリアとなり、タカノハの数釣りの可能性もグンと上がる。この付近も、近年良型クロガシラがけっこう見えているので準備が必要だ。

 7月中旬を過ぎるとさらに十勝海岸と移行していく。特に黄金道路海岸は大物確率が高くなるのが最大の魅力で、毎年60センチ超えの大物情報を数多く聞くことができる。大物アブラコ、カジカが同時に狙えるのもうれしいが、大物に対応した道具や装備が必要になるのでやや上級者向けのポイントとなる。同方面は夏枯れしにくい場所なので、9月いっぱいまで大物が狙えるだろう。そして、10~11月は再び日高~胆振方面へと移行してくることになる。

 今年の釣行後半もまた、釣っても食べても最高の高級魚タカノハを追い続けることになるだろう。(札幌市・佐藤 貢)

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