おなかプックリ良型イサキ 餌取りに苦戦も粘り強く手返し続け…

[ 2021年6月11日 07:10 ]

秋間さんは35センチのイサキ
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 6月に入ると各地でイサキ釣りが盛期。エリアごとに特徴がある中で、伊東・加納丸の狙う川奈~伊東沖は、40センチを超えるジャンボサイズが望め、脂がびっしりと乗った味の良さが特徴。旬を迎えたイサキを取材してきた。(芝 真也)

 イサキ釣りの盛んな伊豆地区。梅雨入りごろから、おなかのでっぷりとした抱卵イサキが釣れ始め最盛期に突入していく。東伊豆の真ん中に位置する伊東港から、出船している加納丸が攻める川奈~伊東沖は、40センチを超すジャンボイサキが望める魅力的なエリア。体高がある居着きのイサキは脂ノリノリ。

 取材当日は、10人の釣り人が集まり出船。伊東沖のポイントで、規定時刻の午前5時30分に「始めて下さい。タナは30メートルです」と、加納隆船長から合図が出てスタート。

 仕掛けは、ハリス3号×6メートル、2~3本バリ。コマセ、付け餌共にオキアミを使い、ビシに入れる量は半分ほどにして、コマセの出を重視。付け餌を丁寧にハリ付けして投入。

 開始からまもなく、ズドーンと竿が入ったのは、右舷ミヨシに釣り座を構えていた伊豆市・斉藤孝行さん(36=会社員)。慎重なやりとりの末、登場したのは、2キロ級イシダイ。「いきなりのおいしいゲスト。うれしいです」。

 他にマダイやシマアジ、メジナ、マアジなどがヒットすることもあり、ゲストの顔触れも多彩。五目釣りで楽しめるのも伊東沖の魅力だ。

 本命のイサキはというと、ポツリポツリといった状況。当日は、潮が澄んでいたことが影響しているのか、ウマヅラハギやスズメダイのような餌取りたちが活発。イサキより先に餌を取ってしまう状況。そこで、ビシに入れるコマセの量を、軽くひとつまみぐらいと少なく、タナ下5メートルまで落としてから、コマセは振らず一気に、指示ダナまで巻き上げ。餌取りを寄せないようタナ取りを行い当たりを待った。それでも餌取りたちは活発。長くは付け餌がもたない。20秒ほどタナで待ったら回収して入れ替え、手返しを多くすることで、本命イサキと遭遇できるのでは?と狙ってみた。かなり忙しい釣り方になるが、粘り強く繰り返していくと「キュ、キューンッ!」小気味良い引きが訪れヒット!それからはポツリポツリながら、良いペースでイサキが釣れるようになった。

 期待のジャンボイサキは、マダイ釣りのように、じっくりと狙えると、確率が高くなるが、餌取りが活発な状況下では、難易度がアップ。そんな中、左舷トモから竿を出していた大和市・秋間和也さん(47=会社員)は、35センチ級の良型をゲット。「このサイズになると、イサキとは思えないほど引きますね」とにっこり。

 釣れ上がったイサキは、おなか回りがプックリ膨らみ、真子や白子でパンパン。今月下旬から来月前半までは、旬の味覚が楽しめそうな感じ。ジャンボサイズも、今が狙い目。チャンス大の伊東沖だ。

 ○…仕掛けの基本はハリス3号。食いが渋い時は、号数を落とすこともあるが、マダイやメジナのようなゲストも交じるので、2号ぐらいまでが無難。シマアジやイナダ、カンパチのような青物が交じるようなら4~5号と太くすると良い。仕掛けをいろいろ準備して楽しもう。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、伊東・加納丸=(電)0557(37)0681。午前、午後の1日2便。午前船は午前4時30分集合、午後船は午前11時30分集合。料金は午前、午後共に1万2000円(コマセ、氷付き)女性、子供は1000円引き。1日乗船の場合は1000円割引き。予約乗合。  

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