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“流れ”変わった 良型クロダイ3連発!! サラシゆっくり沖に流れ理想の潮流

[ 2021年5月28日 08:20 ]

荒関さんは本命を連発
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】今シーズンの青森県津軽のクロダイは少し遅れ気味に始まった。深浦町の岩崎漁港裏の磯場で竿を出した。そこで本命の連発に遭遇することができた。(スポニチAPC・小林純平)

 早朝の釣り場ではすでに青森市在住の釣友、荒関達夫さん(55=団体職員)が竿を振っていたが、釣果はまだないようだ。この日の釣り座は、最も有望な沖側の先端には大波で入れないので、陸地寄りにチャラン棒(ステンレス製の竿掛け)を打ち付けた。

 波は、釣り座の先端の岩礁にぶつかってサラシはできるが沖向きに払い出すことはない。潮がゆっくり沖に出てくれればチャンスはあるのだが。

 タナを7メートルぐらいに調整している荒関さんにも、当たりらしい当たりがないようだが、目はウキに集中している。

 筆者のウキがいきなり消し込んだ。待望の当たりでロッドを大きく合わせた。魚はハリ掛かりしているのは分かるのだが、引きの強さからクロダイとは違う。釣れ上がったのは30センチクラスのウグイだった。この時季の釣り物の代表である。本命ではなかったが魚の気配は出てきた。

 いくらもたたずに再び当たりだ。今度は間違いなくクロダイの引き。大きくはないようだがうれしいロッドの曲がりである。30センチちょっとで津軽の初釣果となった。

 だが潮流が変わった途端に、荒関さんに良型のクロダイがヒットした。軽快な竿さばきでタモに入ったのは40センチジャスト!にやりである。この1匹がドラマの始まりだった。磯際に湧いているサラシがゆっくり沖に流れ、まさに理想とする潮流だ。すぐに、同サイズを追加した荒関さん。3匹のクロダイを連発した。まさに入れ食いと言って良いだろう。筆者は苦い顔だが、笑いが止まらない。計5匹の釣果を達成した。 この日は、筆者はオキアミで食わせたが、荒関さんは、釣果の全てがマルキユー「チヌパワーくわせダンゴ」釣法だった。

 練り餌には反応がイマイチだったが、夏に向かってマダイも狙える楽しみな津軽西海岸である。

●保護性能キープしフィット感も実現

 女性専用のフィッシングウエアブランド「シップスマスト」は、「フィッシンググローブ3」を発売した。

 同製品はストレッチ性と耐摩耗性を併せ持つ「CORDURA(R)ベア天竺」を使用。保護性能をキープしながら快適なフィット感を実現したニューモデルのグローブだ。また、手首のベルクロ止めをなくし、釣り糸などが絡むことなく着脱性がアップ。従来モデルと同様に最適なサイズ設定と立体的な形状により、ロッドの操作性を保ちながら手指を優しく保護している。

 5本指のフルカバータイプ「G18」は青物ジギング、マグロのキャストゲームなどハードな釣りにもお薦め。また、シップスマスト初の5本指カットモデル「G19」は指先の感覚が保たれるので、あらゆる釣りに対応可能だ。

 カラーはチャコールとピンクの2種類、サイズは「G18」がS~LLの4種類、「G19」がS~Lの3種類。価格4950円(税込み)。

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