良型クロダイ連発 引きを楽しみ45センチ くわせダンゴで47センチ

[ 2021年5月19日 07:23 ]

“イブシ銀”を連続ヒットさせた奥山さん
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 【純平の磯リポート】日本海沿いの漁港や磯場でクロダイが釣れている。山形県酒田港では荒武者のような面構えの“イブシ銀”が、ロッドをヒン曲げてくれた。一方、新潟県村上市・芦谷海岸でも良型が顔を見せた。(スポニチAPC・小林純平)

 釣り場の火力発電所近くの通称「温排」と呼ばれているポイントで竿を出した。

 同行した東根市の釣友・奥山博文さん(41=自営)は今季初挑戦。水深は2~3メートルと浅いが、温排水が流れ込んでいるので、潮の流れは常に行ったり来たり。濁りも入りクロダイ狙いにはベストな海況だ。タナは、少しはわせ気味のベタ底狙いに調整したが、小一時間は餌取りもなく付け餌のオキアミはかじられることなく残ってくる。しばらくは沈黙状態で仕掛けの投入の繰り返しだ。だが、いくらウキに集中しても小さい当たりさえ出ない。

 数時間経過したころ残ってきた付け餌の形に変化が出てきた。相手は分からないが少しだけ食われている。かすかだが気配が感じられる。筆者は、食わせ餌をオキアミやマルキユーの練り餌「チヌパワーくわせダンゴ」釣法も試してきたが、奥山さんはくわせダンゴ釣法一筋で、これまでも良型を数多く釣り上げている。

 やはりこの日も、くわせダンゴに初ヒット。奥山さんが強烈な当たりを捉えた。一目でクロダイの大物と分かるロッドの曲がり。竿先が海面に突き刺さるが、ラインは出さずに竿の弾力だけで必死で耐える。数回のリーリングでようやく水面に姿を見せたクロダイは堂々の47センチ。丁寧にキープして再び竿を握るとまたもやクロダイが。今度は少し余裕のやりとりで45センチをゲットした。大満足の奥山さんだったが、10メートルも離れていない筆者には当たりは遠かった。

 同行したのは地元・村上市の本間啓さん(42=会社員)。釣り場は「笹川流れ」近くの水深が浅い場所で、加えてゴロタ石があちこちに点在している。 タナは2メートル前後で仕掛けを振り込むこと数回、餌のオキアミは残ってくるが、潮流がいくぶん速いので、そのため仕掛けのなじみが遅くなる。速い潮だとポイントの絞り込みにも苦労する。そんな状況が2時間ほど続いたあと、潮の動きに変化が現れ、トロトロとゆっくりとした流れに変わった。潮替わりのチャンス到来か?

 しかし今度はこれまで見られなかったフグの攻撃が始まった。そして潮の流れがほとんど止まりかけたころ突然、本間さんの愛竿が曲がった。狭い釣り座のため、筆者はすぐに仕掛けを回収して、その場を離れた。

 相手は一目で大物と分かる強烈な引きを繰り返している。本間さんはゴロタ石を気にしながらも強引なやりとりをする。2年ぶりのクロダイとの対峙(たいじ)。不規則な引き込みをしのぎ、とうとう海面に浮かび上がった本命。間違いなく40センチオーバーである。筆者の差し出すタモに無事に取り込むことができた。クロダイを入れたタモを本間さんに渡したが、緊張がブッ飛ぶほどの満面の笑顔に変わった。 20分もたたずに再びクロダイがヒットした。これも良型である。今度は存分に引きを楽しみながら45センチを釣り上げドヤ顔だ。

 この日は、追加も期待したが、昼前から風雨も強くなり納竿となった。

 ▼釣況 酒田市・フィッシュオン=(電)0234(26)2228。

 ▼釣況 鶴岡市温海、フィッシングハウス・ライズ=(電)0235(43)2015。

 ▼当日のタックル ロッド=チヌ竿1号53、リール=LBD、ライン=バリバス「ファーストステージ2・5号、ハリス=同「ゼロハリス」1・75号、ハリ=チヌ3号、ウキ=遠矢ウキSP4005B。

 ▼使用餌 チヌパワー日本海、チヌパワー、チヌパワースペシャル、オキアミ1キロ。

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