“豊満ボディー”マアジ68匹!! トリプル掛け達成 これから“旬”

[ 2021年5月17日 07:17 ]

トリプル掛けを達成した直塚俊介さん(右)と同時ヒットさせた川嵜智央さん                               
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 【ガイド】

 一年を通して手軽に狙える東京湾のマアジは、これからが“旬”。脂が乗った豊満ボディーの数釣りが楽しめるだけでなく、浦安・吉久では新人船長の優しい指導が受けられる。ビギナーにもピッタリだ。(久世 明子)

 ライトタックル(LT)で狙う川崎沖のマアジは、期待以上の食いっぷりだった。

 「底上2メートルからずっと上まで反応が出ています。バリバリ釣ってください」。久々の好感触に小峯青(あお)船長(25)の声も弾む。朝方は道糸が横に走るほど速い潮も何のその。すぐに小気味よい当たりが出て、20センチ前後が次々掛かってくる。水面でポロリも気にならない。

 クーラーボックスにはすでに20匹、次は良型が欲しくなるの悪い癖。塩焼きサイズを連発していた牛久市の林忠彦さん(48=会社員)にコツを尋ねると「底上約2メートルで出ましたよ」とのこと。オモリを着底させ1メートル巻き、コマセをふりさらに1メートル巻くと、ツツツ…。狙い通り25センチ級が顔を出した。

 トリプルを含め68匹で竿頭になったのは、東村山市の直塚俊介さん(65=会社員)。同行した船橋市の川崎智央(ともひろ)さん(29=会社員)は釣ったマアジを料理したいと初挑戦。25匹をゲットし「刺し身と小型は甘酢漬けにするつもり。家飲みが進みそう」とニンマリ。大衆魚のマアジは夏の季語で、これからが本番。“束”も夢ではない。

 LTマアジ船の舵(かじ)を握る小峯船長は、この4月に船長デビューしたばかり。吉久で5年間の上乗りスタッフを経て「流れで…」(本人談)船長へ転身した。吉野昭久店主も「上乗りが長いこともあり、船長としての腕前もなかなか」と早くも太鼓判を押す。

 幼い頃にブラックバス釣りにハマリ、メーカーのフィールドテスターを目指した時期もあった。釣りが好き過ぎて、休みの日には他の乗合船で竿を出すほど。船長としてのモットーは「お客さんにまた来たいと言ってもらえること。それに尽きる」。金髪に近い髪色、ミラー系サングラスを愛用しており、とっつきにくい雰囲気もあるが、船上ではとことん優しい。釣り中には「コマセ桶(おけ)と魚を入れるバケツは、左側に置くと手返しが良く狙えます」「移動中に魚を数えながらクーラーボックスに移して」とマイクでアナウンス。入門にぴったりのLTマアジ船で、釣果だけでなく腕前も上がること間違いナシ。数釣りを楽しんだ記者が「また来るね」と伝えたら、満面の笑みを返してくれた。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、浦安・吉久=(電)047(351)2983。出船は午前7時、乗合料金は8700円、女性7000円、中学生以下5000円。LTマアジ船は各地から出船中。

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