デカっ!出たっ!40センチ級ショウサイフグ

[ 2021年5月7日 07:13 ]

都筑さんに特大のショウサイ
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 【博覧釣記】

 今シーズンも大原・幸盛丸では、大人気のショウサイフグが絶好調。狙うポイントは水深が浅くて、良型ぞろいが特徴。40センチ級のジャンボサイズも顔を出した。
(国友 博文)

 この釣りは道具がシンプルで釣り方も簡単。カットウ仕掛けの親バリには、餌のアオヤギをたっぷり付けて集めたフグを2本のカットウバリで引っ掛ける独特の釣りスタイル。

 釣れたフグは船長がさばいてくれるから台所を汚すことなく料理も簡単。トラフグにも負けない味わいは折り紙つきでファンが集まる。

 定刻になると鈴木光雄船長は迷うことなく実績の高い太東沖を目指して出船。水深が15メートル前後と浅いためビギナーだって気軽に入門できる。極めれば奥深く、ベテランを熱くさせる釣りである。

 25号のカットウ仕掛けを軽くアンダーキャストして、オモリが着底したらリールを1巻きの位置をキープする。

 竿先の動きに集中して、変化があれば迷うことなく即合わせを入れる。「クン!」と当たりと同時に合わせが決まるとうれしい船中第1号を釣り上げる。餌を付け足し再投入すると、着底と同時に「ゴン!」と今度は明確な当たりだ。竿が大きく曲がり、デカそうだ。強い引きを楽しむと楽々30センチの良型が顔を出す。あっという間に2匹を釣り上げ活性の高さを確認すると、右舷の越谷市の大塚誠さん(61=会社員)も巻き上げスタート。

 「今日でフグ釣り2回目です。妻も喜んでくれるのではまりました」とこちらも良型。そして、立て続けに3連チャンで絶好調!静かな釣りで数を伸ばす。

 お隣の狭山市・都筑泰明さん(62)はこの日が専用竿の初おろし。小さな当たりをとらえると35センチの特大サイズ。「イメージ通りに釣れたこの時が最高ですね」とにっこり。

 当たりがなければオモリでタナを取り直すと餌が動いて誘いにもなる。風を感じて海が変わると右舷のトモ側から歓声が響く。駆け付けると成田市の鈴木信男さん(47=会社員)は座席に腰を下ろして興奮を隠しきれない。足元にはトラフグだ!それもデカイ!船長のはかりは3・5キロを振り切り親バリを丸のみする見事なサイズだ。

 「こんなこと初めてです。実は前回もトラフグ釣っちゃいました」とえびす顔。「この調子なら9月の解禁も期待できますね」と船長も太鼓判を押す。

 ◯…大切なことは「道具の入れ替え、やり替え、餌と仕掛けのチェックです」と鈴木船長。周囲が釣れてるのに自分だけ釣れない時は迷わず仕掛けを回収して確認。餌がなかったり、仕掛けが絡んでいたら釣果は約束されない。「釣り方は難しくありません。私は空合わせです」と当たりがなくても一定のリズムで小さく合わせを入れるのが船長流。

 ◆我が家のやりとり
 「また釣り~、何釣るの?フグなら行っていいよ」と妻もご機嫌。釣れたフグは船長が手際よく身欠きにさばいてくるから、わが家でも人気No・1。刺し身、鍋、唐揚げ、もちろん薄皮は湯引きポン酢に。骨からは最高のだしが取れる。捨てるところのない優等生。このだしを使った雑炊やリゾットは涙物です。
 一夜干しにお酒も進む。

 釣況 東日本釣宿連合会所属、大原・幸盛丸=(電)0470(62)2267。フグ船はいったん終了。今後はイサキで出船。

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