絶景かな、絶景かな~ 美しい景色と美しいキスに思わず胸キュン! 京都・天橋立

[ 2021年5月5日 05:30 ]

キスのダブルヒットに思わず顔がほころぶ
Photo By スポニチ

 初夏を思わす陽気になり、水温も上昇してきた。春ギスの群れが接岸しているだろうと、京都府の天橋立に4月下旬に釣行。食いが厳しい中でも最後に見つけたポイントでは盛期を思わせる釣れっぷりとなった。海の女王と呼ばれるパールピンクに輝く美しい魚体が何度も踊り、良型24センチを筆頭に33匹もヒット。おまけに30センチのマダイまでゲットできた。サーフから手軽に狙える好期に向けて好調な滑り出しとなった。(スポニチAPC・松尾 幸浩)

 壮大な海の景色が楽しめる観光地の天橋立は、宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる全長3・6キロの湾口砂州。海水浴場のある東側一帯に白砂が広がりキスのパラダイスとなっている。また、沖合は大型船が航行するほどの水深があり、越冬場所としても知られ、年中釣れると言っても過言ではない好釣り場でもある。

 現地到着が午前6時ごろ。竿1本にクーラーだけの軽装で大天橋を渡り、定評ある海水浴場に入るが、人影はなく貸し切り状態だった。これなら密になることもなく、広く探れるので好都合と、早速タックルをセットし、キスバリ6号にイシゴカイを刺してキャスト開始。食いが渋いの予想で超スローでサビク作戦だ。

 天気は良いが、朝は8度まで冷え寒い。しかも、無風で波一つない鏡のような水面が広がっており、条件は最悪。案の定、足元まで探ったが全く反応がない。そこで、どんどん北へ向かって砂浜を歩きながら探るが、海水も思った以上に冷たく外道のアタリもない。昔から「キスは八十八夜(今年は5月2日)から」と言われるようにシーズン本番はこれからだ。

 状況が好転したのは9時ごろ。5つめの石積みの横からキャストし、糸フケを取ってからキスの隠れ家となるアマモの藻場の回りをストップ&ゴーを繰り返した。すると、ブルン、ブルルンと待望の初アタリ。「おっ、キスがいたよ」とワクワクしながらリーリングするとオモリの後ろに魚体が上がってきた。美しい。サイズは20センチだった。

 この1匹でテンションが急上昇。気合を入れてキャストすると、次は8センチとアタリが続く。日が高くなると気温も上昇し、防寒着も脱いでキャスト。サオ先を叩くアタリもますます活発になって、ダブル、トリプルもあり、どんどんクーラーの中にキスが納まっていく。

 10時過ぎには、期待の大アタリが出た。重量感たっぷりでクンクンと心地よい締め込みを味わって抜き上げると、パールピンクの魚体が2つ踊った。測ると24センチと22センチもあり、このサイズなら納得と思わずニッコリ。しかも、その後が凄かった。

 仕掛けが着底し、糸フケを取るとギュギューンと、サオ先が一気に舞い込んだ。慌ててリールのベールを起こすと、シューッとラインが走る。仕掛けが細いので無理は禁物と、魚を出来るだけ遊ばすように対応し、慎重に寄せると、ゴンゴンと頭を振って抵抗する。

 うまく藻場を越えて姿を現したのはマダイだ。測ると30センチもあり、いい土産が出来たと思わずニッコリ。結局、昼すぎには33匹に。刺身に天ぷらで食すには十分な数が確保できたので納竿となりました。

 【アクセス】京都丹後鉄道天橋立駅から北へ徒歩で約10分。

 ○…釣り場は売店や休憩所にトイレも完備され、ファミリー層にも最適だ。キスは食味も良く、基本的には投げて巻くだけの簡単な操作で釣れるので入門にもピッタリ。また、「足で釣れ」と言われるように、歩いて広範囲にポイントを探るのが数釣るコツだ。

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