春到来!!ヤマメ20センチ前後ツ抜け

[ 2021年3月26日 14:10 ]

慣れた手付きでロッドを操る鈴木さん
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 【渓流2021】桜が咲き、みずみずしい新緑が映える渓流。ウグイスのさえずりを聞きながらの釣りはいまが旬。山梨県奥道志川の釣り場を紹介しよう。(山口渓水)

 解禁時に減水状態で釣れるのは主に放流物だったが、数回の降雨で水位も平水近くに戻り、天然魚や準天然魚も口を使いだした。

 「スリリングな釣りを楽しめる」との漁協情報で早速、中流部の竹ノ本集落付近に釣行してみた。

 彼岸に入り、餌も川虫に切り替える時季であるので、ヒラタを採取してみた。暖冬の影響で発生が早く、盛期に近い大きさでハリに1匹掛けで十分なサイズだ。

 約15センチの減水状態なので、まずは深場の淵狙いに徹してみた。細かく探るが当たりはなく次に平瀬・チャラ瀬狙いに切り替えた。この切り替えが功を奏し、次々に当たりを拾え、1匹目のパーマークの鮮やかな約20センチ超の天然ヤマメに出合えた。その後も同じポイントでヤマメたちとひとしきり遊び、20センチ前後のヤマメをツ抜け(10匹以上)した。

 初期は深場の釣りだったが、春の訪れとともに活性化し、浅い瀬などで餌をとらえる季節に突入した感がある。今後の釣りのため、上流部の和出村集落付近の釣り場をリサーチした。

 集落の新津商店前の淵できれいなフォームでロッドを操っている名手に出会った。話しかけるとアユ釣りで前にも会ったことがある川崎市の鈴木敏和さん(71)だった。

 奥道志川に渓流釣りとアユ釣りに何十年も通うベテラン釣り師だ。朝早く自宅を出発して、朝イチの釣りを楽しんだと言う。今シーズンも解禁から釣行を繰り返しているそうで、ポイントも熟知している。アユ釣りが始まる6月まで渓魚たちと遊ぶのだそうだ。

 この日の釣果を聞くと、準天然魚を数匹釣り上げたそうで、満足顔だった。

 「昼ごろまでに川原畑集落付近まで釣り上がり釣果を重ねていきたい」と話していた。

 ◯…シーズンも最盛期に入るとヤマメたちもポイントに広く分布する。平瀬、チャラ瀬や荒瀬でも積極的に餌を拾う。淵などの深場に固執しないで広くポイントを探ろう。放流魚も数日で放流場所から移動し、別のポイントに居着く。餌もヒラタなどの川虫を多用し当たりを数多く取る。雨が降った後の“笹濁り”時は餌にキジやイクラも使う。仕掛けも解禁時よりワンランク細い物を使用する。

 ◯…漁協では6月までにヤマメ成魚を1200キロ、イワナ成魚100キロ、ニジマス成魚60キロを週末を中心に放流する予定。

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