ニヤリ止まらん8点掛け “追い乗り”でイカ10本ヅノに良型オスがズラリ

[ 2021年2月20日 08:33 ]

筆者は型の良いオスがぞろりの“イカ・スダレ”
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 【名人への道 決め手はコレ!】5匹だ!今度は6匹!産卵期を迎えた各地のヤリイカが面白い。大型化したオスがゾロリと掛かることもあり、船中大にぎわいだ。好成績が続く勝山・庄幸丸でレッツトライ。(スポニチAPC・林 悠二)

 弧を描く竿先、重さがハンパない。イカにやる気スイッチが入ったようだ。水面を割ったのは良型のオス。1匹取り込むとその先にもズラリ。7本ヅノで6匹掛け。今季初の快挙だ。

 朝方狙った洲ノ崎沖は潮が速く釣りづらかった。おまけにサバの猛攻。200メートル前後の深場から上がるイカも、単発が続く。庄司徳勝船長はイカの群れを追って小まめに移動を繰り返す。そんな中、僚船が集まるポイントに合流した。

 「広範囲に反応が出るけど、ここは特に濃い」と船長。潮の流れも緩く、仕掛けが垂直に落ちていく。

 ――ここで冒頭の鈴なりに。中盤までの不調がうそのよう。一気に挽回のチャンスが到来した。

 右舷ミヨシで10本ヅノに8匹掛けは、習志野市の服部貴志さん(55=会社員)。

 「サバが多くて早々にブランコから直結に切り替えたのが正解でした」次いで、5匹、6匹掛けを続け、キャリア10年の技を披露する。

 左舷で「今季初のヤリ狙い」と話すのは横浜市の富田紀央さん(55=会社員)。ゲストのサバに苦戦しながらも6匹掛けもあって、数が次々と増えていく。

 「ヒラメなどの泳がせ釣りが好きだけど、このイカも面白い。すぐにでもまた来たいですね」と満足げ。

 「潮の流れが緩ければ終日乗ることも…。今季も3桁釣りが出そう」(船長)

 この日の釣果は25~48匹でトップは服部さん。大型スルメも5匹交じっていた。

◆早い者勝ち サバは竿立てずスルーを

 ◎決め手

 (1)サバよけ対策 イカの回収率が高いブランコ仕掛け。ツノが好物のイワシに見えてか、サバもよく飛び付く。しかし、ブランコでもサバよけができる方法を船長が伝授してくれた。落下中にサバがツノをくわえた時、ラインの落ちが止まる。大半は仕方なく竿を立ててリールを巻き出すが、ここで止めずそのまま道糸を送り出すのだ。竿を立てるとカンナ(ハリ)がガッチリ掛かってしまう。

 「竿を立てなければ大概の場合、サバは外れます。そのまま仕掛けを送り込めば、海底で待ち構えるイカが掛かります」。試してみたが“なるほど”だった。

 (2)追い乗りさせる 効率良く数を伸ばす対策。1匹でも掛かったら、10メートルほど超スローでリーリング。この際、竿を45度の角度に保って巻くと、ツノに乗ったイカが暴れて空ヅノが反発で跳ねて他のイカを誘う。10メートル来たら段を付けずに竿先を下げつつ電動リールのスイッチオン。バレを少なく確実に釣るなら、巻き上げ速度は中速以下が良い。

 (3)投入は合図と同時に 逃げ足の速いイカで、仕掛けが先に下りた人の勝ち。オモリを持って構え、船長の合図と同時に投入できるように準備したい。エンジンがスローになったら投入スタンバイ。釣果に差が出るのはココだ。

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