28.5センチメガハギKO! キャバ嬢から転職 孝行娘と“共闘”

[ 2021年2月13日 07:12 ]

<大助が釣る!>釣り上げた大きいサイズのカワハギを手に笑顔を見せる内藤大助と小菅結香さん(撮影・河野 光希)
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 【大助が釣る!】ボクシング元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助があらゆる魚に挑む「大助が釣る!」。第3ラウンドは神奈川県小網代の丸十丸でカワハギを狙った。これまで以上の難敵に苦戦!?

 北海道豊浦町出身だから僕は「北の男」。だからって、釣れるのはキタマクラばかり。あまりじゃない?

 この日、釣りを教えてくれたのは小菅裕二船長の次女、結香さん。昨年末まで横須賀のキャバクラに勤務。指名No・1になったことがあるという人気嬢だったらしいけど、いまは“転職”してお父さんの船をお手伝い。偉い。親孝行者め。

 とはいえ僕はその昔、キャバクラにハマったことがある。だから話が合う…というより合わせてくれるのかな?雪を抱いた富士山を眺めながらの釣りだ。はい、登ったことがあります。ボクシングの練習に比べれば軽々と頂上に立てた。

 餌のアサリは丸くこじんまりとハリに付けて、オモリが着底したらゆっくり叩いて、止めて、聞き上げる…が結香さんから習った釣り方。おっ、当たりがあった。反射神経で勝負。鋭く合わせると、カンカンカンと金属的な引き。上がってきたのは本命・カワハギ。

 釣ってやる!という殺気が魚に伝わるのかな?よそ見をしたり、結香さんとバカ話をしているときに限って当たりがある。「こんなにしゃべりながら釣る人は初めてですぅ」なんて嬢に言われながら釣り続けていると、小さな当たり。合わせるとおおおっー!これまでにない引きだ。タモに収まったのは28・5センチの“メガハギ”だった。

 難敵に変幻自在の合わせ技で臨み、終わってみれば10匹で竿頭。どんなもんだい。

 宿に戻ってから女将の悦子さんが釣れたカワハギで肝あえと煮付けを作ってくれた。肝あえうま過ぎ。子供の頃、母がよくカレイの煮付けを食べさせてくれたけど、カワハギも最高だわ。昨年、亡くなった父が、食べ終わった煮付けの皿に熱湯を加えてアラ汁としてすするのが好きだった。僕もそうして食べた。優しかった父の面影を思い出した。

 内藤 大助(ないとう・だいすけ)1974年(昭49)8月30日生まれ、北海道豊浦町出身の46歳。07年、WBC世界フライ級王座獲得。戦績は42試合36勝(23KO)3敗3分け。11年に引退後はタレントとして活躍中。

 【同釣記】 キャバクラ通いは若気の至り。いまは「奥さんと一緒に出掛けるのが一番楽しい」のだとか。ボクシングでは相手のパンチをかわす「避(よ)け勘」がよかった、と言う。世界を獲るためには必要不可欠。勘のよさと抜群の運動神経で臨んだカワハギ戦。食い渋りの中、同乗のベテラン勢を差し置いて竿頭になったのはお見事でした。(笠原 然朗)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、小網代・丸十丸=(電)046(881)0100。出船は午前8時。乗合料金8000円。

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