初心者歓迎!!メバル118匹 本格タックル不要 追い食い待つのコツ

[ 2021年2月8日 07:22 ]

良型の多点掛けを連発した柳橋さん
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 【東北の釣り】宮城県仙台湾で“春告魚”沖メバルが釣れている。朝日に冴(さ)える朱色の多点掛け!初心者でも楽しめる中深場に群れが集まっている。宮城県亘理のきくしん丸に乗り込んだ。(スポニチAPC・菅野 順也)

 仙台湾鳥ノ海沖で沖メバルをメインに狙っての出船は数年前から。場荒れのないポイントでは今シーズンも好調な出だしとなっている。

 午前5時、亘理港から沖に向かったきくしん丸。舵(かじ)を握る菊地慎吾船長が「狙うポイントは沖メバル釣りとしては比較的浅場で黒メバルも交じります。本格的な深場のタックルは不要なので、初心者の方にも挑戦しやすいのが特徴だと思います。黒メバル釣りより追い食いを長めに待って、多点掛けするのが数を伸ばすコツです」とにこやかに話した。

 航程1時間半で水深68メートルのポイントに到着。「海底にはツブ根があります。底から2~3メートル上のタナでお願いします」と船長のアナウンスで釣りを開始。

 私が使用した仕掛けは胴突き10本バリで、幹糸とハリスの連結部には回転ビーズ仕様。本格的な沖メバル仕掛けと黒メバル仕掛けの中間的なタイプ。付け餌にはホタルイカとサバの切り身を交互に使用した。開始から1時間ほどは3~4点掛けにとどまっていたが、潮が効いて徐々に多点掛けが目立った。そして、中盤からは一気に食い気が上がり、毎投入で着底と同時に魚信が伝わった。「ブルブル」と軽快に表れた当たりを確認してリールを2回転巻き、根掛かりを防止しながら追い食いを待つ。

 次々と訪れる竿先の「踊り」を繰り返した後に、静かになってフワリと浮き上がった。巻き上げ開始の合図が伝わった瞬間だ。
 
 胴調子の竿の穂先を海面に突き刺しながらパーフェクトの10点掛けが浮上した。同行した長男の真海(13=中1)は手返し優先で6本バリのハリス直結仕様の黒メバル仕掛けを使用。こちらも6匹掛けのパーフェクトを達成。

 月に3回は釣行するという仙台市・柳橋繁雄さん(73)は「船釣りは何でもやりますが、沖メバルは特にうまい魚ですね。開いて一夜干しが最高ですよ」と良型の多点掛けを連発。イカとサンマの切り身を持参して付け餌に使用していた、角田市・加藤泰彦さん(67=自営業)は「夏場はカレイやヒラメ、冬でも黒メバルに沖メバル。地元のこの海は1年中釣り物が豊富で休む暇がないのが困るね」と、うらやましい悩みもあるようだ。

 菊地船長の言う終始多点掛けを意識した私は、沖・黒合わせて118匹(沖6割)、平均も80匹で寒さも吹き飛ぶ釣果だった。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、亘理・きくしん=(電)0223(35)3552。午前5時まで受け付け。乗合料金9000円。

 ▼当日使用のタックル 竿=がまかつ「がま船 シーファングマダイ 50―300」、道糸=ヤマトヨ「PE JIGGING 8 BRAIDED」3号。

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