30センチ級”冬マアジ”入れ食い 指示ダナキープで手返し速く

[ 2021年1月12日 07:21 ]

 【釣り新鮮便】マアジの旬は産卵前の5~7月と言われているが東京湾口、観音崎沖のマアジは1年中おいしいことで知られている。潮の流れが速い浦賀水道だけに身が締まっている上に、寒さで脂も乗って食味は最高。早々、鴨居・おかだ丸から出船した。(後藤 賢治)

 観音崎沖のポイントまではわずか10分。岡田恒夫船長の「はい、どうぞ」の合図で一斉に仕掛けを投入する。

 片天2~3本バリ、ムツバリ10号、ハリス2号を使用。オモリが着底したら糸フケを取り、指示ダナまで上げてくるとすぐにプルプルと特有の当たりが来る。次々と30センチ級の良型が釣れ、船内は大にぎわいとなった。

 ところが筆者の竿に掛かるのは、なぜか20センチ以下の放流サイズばかり。首をかしげていると岡田船長が「20センチ以上のカウントできるサイズを釣って下さいよ」とニタニタ。続けて「糸フケを取ったら2メートル巻いて、竿を振ってすぐに1メートル巻いてください。出船前に説明したでしょ~」と指摘。同乗者より1メートル低いタナを探っていた。

 ――出船前にさかのぼる。道具類を船に運び入れようとした際、竿が手から滑り落ち岸壁と船の隙間にボッチャン。頭は真っ白に。岡田船長が懐中電灯で照らしながら、長いカギ棒で引っ掛けてすくい上げてくれ事なきを得たが動揺は隠せず。事前レクチャーは頭に入ってこなかったのだ。

 アドバイス通りに実践すると、大サバと間違うほどの強い当たり。引き上げてくると35センチの大物で玉網でキャッチ。思わず「船長ありがとう」と叫んでしまった。左トモを陣取った綾瀬市・金沢義栄さん(73)は78匹を上げエビス顔。釣果を伸ばすコツを「指示ダナをしっかりキープし、一にも二にも手返しを速くするのが大切」と教えてくれた。右舷トモ2番の厚木市・岡田徹さん(72)は「冬の金アジはおいしいから最高だよ。釣果?50匹まで数えたけど…」とニンマリ。隣の鎌倉市の藤田晏司さん(77)は86匹ゲットした。

 この日、筆者は大型ばかり37匹を釣り上げた。冬場のマアジは今がチャンスだ。

 脂が乗った大アジをおいしく食す!東京・瑞穂町の「寿し長」の大将・長谷川勇一さんのおススメは「簡単、うまい、マアジのサンドイッチ」。

 【タルタルソース】粗みじんにしたタマネギを電子レンジに1分かけ辛みを取る。そこにレモン汁、好みの量のマヨネーズ、粗みじんにカットしたゆで卵と、パセリかキュウリ(ピクルスのみじん切りでもOK)を入れて混ぜ合わせる。

 【マアジ】三枚におろし骨を抜き、パンの大きさに合わせてカットしフライにする。

 【野菜】好みの大きさにち切ったレタス、トマト、キュウリを適度な厚さに切り、キャベツは千切りにする。

 【仕上げ】トーストしたパンに、お好みに合わせて盛り付ければ完成。店内にいた客に振る舞ったところ「最高!」との評価。魚嫌いの子供にもウケること間違いなし。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、鴨居・おかだ丸=(電)0468(41)0306。出船時間は午前7時20分、乗合料金は氷付き8700円。

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