影狙いキラリ50匹超え 巣ごもりベラはタナ、摂餌行為を読め

[ 2021年1月9日 14:59 ]

魚とのかけひきに夢中な半井さん       
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 【ヘラブナ大作戦】埼玉県狭山市営智光山公園内にある「前山の池」では巣ごもりのヘラブナが狙える。「50匹も…」の声も高く楽しめる。(スポニチAPC・上田観水)

 寒ベラシーズンとあって巣ごもりベラ釣りを楽しむには釣り堀、とゆっくり訪れた。

 「前山の池」は1963年(昭38)、智光山公園の森林内に狭山観光開発が釣り池、レストハウス、浴場(現在はレストハウス、浴場はなく、シャワー室を完備)などを備えてオープンした。

 2015年(平27)からは埼玉県公園緑地協会が管理。往事の面影も残り、休憩室なども設備されている。釣り池の魚影も濃く、ヘラブナは活発に動いて竿を絞るヘラ師も多い。 

 同所へは久しぶりの釣行。釣り場を一巡すると釣り座の間隔は3メートルと以前より変わらず、さらにコロナ対応として1席を空け、隣席との間隔は10メートル近く。ゆったりとした釣りが楽しめる。

 深い井戸からポンプアップで水を注入する出口脇の釣り座で16尺竿、道糸1号。ハリス0・5号、上33センチ、下40センチ、ハリ共に4号の仕掛けへモーリス「やわグル」と「グルテンダッシュ」の混合餌を使い、片ズラシ釣法で攻めるのは所沢市の半井厚さん(56=会社員)。5年前に友人が道具一式を貸してくれてコーチを受けるとめきめき腕を上げ、友人の釣果を上回る匹数を釣り上げたという。「すっかりハマリ、休日は全てへラ釣りです」。

 打ち込んだ仕掛けのウキトップが3目盛りりでなじみ、餌がバラケて1目盛りになるとツン。しかし餌が硬いのか?。待ち釣り(当たりが遅い釣り)の様相に餌を修正。パチンコ玉程度に小さくするとモヤモヤ、ツン。巣ごもり初期のヘラはタナや摂餌行動が複雑だ。「ヘラとのかけ引きに夢中です。どれだけ釣ったかは分かりません」と入れ食いに近い釣りを楽しみ納竿した。
 事務所前では釣り座番号1~37番は浅ダナをマルキユーの餌「感嘆」攻めが有利。38~61番は長竿を使いグルテンの底釣りが効果的。どのポイントも釣り方を把握すればいつでも繊細で優雅なヘラ釣りを楽しめる。

 樹木の木影が届かない中之島は事務所向きで背中に日を受けて短竿、浅ダナ仕様で暖かい冬の釣りを楽しめる。この日の竿頭は小松久四郎さん(75=狭山市)で53匹。「渡桟橋の影を狙いました」とあえて北側の102番釣り座で10尺竿、道糸0・8号、ハリスは0・3号と繊細な仕掛けを使った。餌はマルキユー「α21」のグルテン餌。「目標の50匹を超えた」と納得の納竿だ。

 ◯…2月から偶数月の第1日曜にはマルキユーのインストラクターを講師に迎え「へら鮒(ぶな)釣り塾」(参加無料)」を開催予定。ビギナーからベテランも四季のヘラ釣りを楽しみ味わえる。

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