寒クロ シケれば好機

[ 2020年12月27日 07:00 ]

ポイントを選んで本命を釣り上げた中藤さん
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】冬の日本海は荒れる日ががぜん多くなる。シケた時こそクロダイのチャンス。新潟県村上市の鵜泊漁港で“寒クロ”を狙った。 (スポニチAPC・小林 純平)

 堤防の先端寄りに釣り座を決めた。先客の新潟市の中藤稔さん(68)によると、餌取りが多くてクロダイの姿はまだ見てないという。そう言いながら中藤さんは堤防の付け根付近まで移動した。

 水深は6メートル前後だが、外海の大波が漁港内までうねってくる。小魚を予想して付け餌は、マルキユーの練り餌「食い渋りイエロー」を親指の頭ぐらいの大きさでハリに刺した。20~30メートル付近まで仕掛けを遠投。潮は手前に押し戻されながらも沖向きに流れる。状況は決して悪くはないようだ。

 だが30分ほどで海況は一変した。仕掛けの投入地点ではまき餌に群がるのは豆アジやフグ、ウマヅラか?

 試しに餌を群れの中に落としたら、数秒で消えた。すぐに同「チヌパワーくわせダンゴ」釣法に切り替えたが、ダンゴがタナでなじんだ後、いくらもたたずに、ウキはゆっくり海中に消えた。いかにもクロダイらしい当たりに本命と信じて気合の合わせ!しかし、魚の手応えはなくハリスが宙を舞う。ハリも消えていた。

 時間がたてば小魚の攻撃は弱まると思っていたが、甘い考えは通用しない。次第にウキに変化がなくても付け餌は消えてなくなるようになった。ますます厳しい状況だ。

 その時、堤防の付け根に移動した中藤さんのロッドが大きく曲がっていた。ゆっくり時間をかけて慎重にやりとりしながらタモに手を掛けたが、5メートルの長さでは1人でのタモ掛けは無理なようである。筆者が手を伸ばしてタモ入れ成功。40センチジャストを手にした中藤さんは「ここだけは餌取りは全くいない」という?信じられないが本当のようである。

 釣り座をいくぶん中藤さんのポイント近くに移動したが、やはりオキアミは残ってくる。だが当たりが出ても豆アジやフグだけ。そうこうしていると、またもや中藤さんにクロダイが連発した。
 荒れた日の鵜泊漁港は、絶対に見逃せない釣り場である。

◆タックルベリー新店 門前仲町にオープン

 中古釣具販売チェーンのタックルベリーが、東京都江東区の門前仲町に新店舗をオープンさせ、26日の開店セレモニーに多くの客が訪れた。

 飯島真実店長(42)は釣り歴1年。「私自身が釣りの勉強中だけに、これから釣りを始めようというお客さまが入りやすい、ハードルの低い店にしたい」と意気込む。

 約60平方メートルの小規模店だが、3万点近い商品が並ぶ。「東京湾でシーバスやタチウオを狙うお客さまのニーズに応える商品展開に力を注ぐ」と同店長。30日まで、現金購入なら5%引きとなる開店セールを実施中だ。

 営業時間午前11時から午後9時まで(31日から1月2日までは午後6時閉店)。年中無休。問い合わせはタックルベリー門前仲町永代通り店=(電)03(5875)9210。

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