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三重県志摩沖 連続ヒットに2匹同時!!爆釣パラダイス

[ 2020年12月9日 05:30 ]

脂ののった70センチ級のメジロが釣れました~
Photo By 提供写真

 今年も残すところあと20日余り。初冬を迎えた三重県の志摩沖では、ジギングでの青物狙いが熱い状況となってきた。特に出世魚の代表格であるハマチの数釣りに加え、それより大きいサイズのメジロやブリも期待できる。今回は今年一番の大爆釣を求めて、志摩市の大王崎より釣友のボートで出船した。(魚魚クラブ・橋本 広基)

 釣行は11月末の早朝。ポイントまでは30分ほどで着いた。水深は前週も好調だった80メートル前後からスタート。海面を真っ赤に照らす壮大な光景がテンションを上げてくれる。

 この日も朝一から絶好調!誘いのアクションはジグが着底した後、一気に5㍍ほど巻き上げ、その後はフワフワと優しく泳がせるイメージ。船上では「キタ~」「こっちもキタ~」と活気のある声が次々と飛び交い、ロッドが大きく弧を描く。

 アタリは〝ガツン〟と明確な衝撃が手元に伝わり、青物特有の〝ゴンゴン〟と激しくサオ先を叩く、力強い引き味がたまらない。ジィーーッとリールは逆回転し、手にも力が入る。まず最初に上がってきたのは、50センチクラスのハマチ。今の時期はこのサイズが非常に元気だ。

 そして、この日の活性はすこぶる高く、2匹、3匹と連続ヒット。2匹が同時に針掛かりするなどのミラクルヒットも発生し、まさにお祭り騒ぎだ。70センチクラスのメジロがヒットした際にはもうロッドを持つ手も限界だ。

 うれしい悲鳴ではあるが、朝一から続く連続ヒットで上腕二頭筋もプルプル状態。あっという間に10匹をキャッチして、この日のサオ頭となればもう大満足だ。クーラー満タンの早上がりで昼前には納竿となった。

 この水域では今後、水温の低下とともに、年末あたりからは正月の縁起物として知られる、脂ノリノリのブリサイズが期待できる。遊漁船も多いので、年越しは出世魚の豪華な刺し身やブリの照り焼きで立身出世を願ってみてはいかがだろう。

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