勢い止まらん“弾丸”ワラサ 来月には夜の“イカ・ブリ”も開幕

[ 2020年11月25日 17:17 ]

ハリスを10号に替えて本命6匹の宮川さん
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 【名人への道 決め手はコレ!】ブリ一歩手前のワラサが大暴れ。東伊豆・初島沖に新群れが入り、好成績が続いている。3~4キロ級の良型で、これにイナワラ、マダイ、平ソーダなどが交じり船上は大にぎわい。来月には夜の“イカ・ブリ”も開幕。年末年始まで楽しめる。さて、どう狙う。(スポニチAPC・林 悠二)

 ▼宇佐美・清貢丸
 竿を絞り込む強烈な引きは、さすが親譲り。ラインを数メートル巻き取ると、リールのドラグが金属音を発し再び引き戻される。

 「やられた」「こっちもだ」――各所でハリス切れが起こる。朝方のラッシュ時に掛かるのは型の良いワラサ。全長75~80センチの“弾丸”がパワー全開で抵抗。ハリス切れもうなずける。

 前日はトップが16匹。スソで4匹。乗船した10人も勢い気合が入る。

 付け餌、コマセ共にオキアミでビシは80号。ハリスはバリバスのワラサ仕掛け8号×6メートルを中心に、食いに合わせて6~10号を用意。

 「コマセの密度が濃いほど釣れます。竿を大きくしっかり振って誘って」。清貢丸・稲本貢一船長からの釣り方レクチャーだ。船長が水深をアナウンスするが、タナは海底から10メートル上。その間、4回に分けてコマセを振り出して当たりを待つ。

 すると10秒も待たずに竿先が大きく絞り込まれた。第1号は4キロ級の良型だ。船内でハリス切れが目立ったのはこの後。

 「大きそうだった」と残念がるのは、日頃はキンメやマダラを狙う三鷹市の宮川清重さん(56=飲食業)。7号ハリスが3連続プッツン。「船長指示で10号にして釣れました」。10年ぶりのワラサを手に顔を崩す。

 その隣で順調なのは伊東市の今沢淳一郎さん(67=飲食業)で、30分足らずで早くも3匹釣り上げている。

 「ハリス8号。大きく誘って待つとギューン!」。初島沖は餌が豊富で、上がる魚はどれも肥満体だ。

 中盤、筆者の竿に800グラム級のマダイが。表層では脂の乗った1キロ超級の平ソーダが大回遊。水面下5メートルで連発ヒットだ。

 当日の竿頭は今沢さんの7匹で、後半は10号ハリスを通した宮川さんが6匹で後を追う。筆者は4匹で平均釣果。他にイナダ、平ソーダは釣り放題。来月からスタートする生・冷凍イカ餌のイカブリは、ワラサとブリが主体。この魚影の濃さから、好成績が望めそうで今から楽しみだ。

 ▼決め手はコレ!

 (1)タナ取り――糸フケを取り、ビシを海底からきっちり10メートル上げる。リールのカウンターは誤差が出るので、ラインのマーカーで。

 (2)コマセの仕方――10メートル間を4回に分けて、竿を大きく振り上げてまく。密度が薄いと食い渋る。コマセの量はビシに半分でOK。餌取りも多いので30秒ほどで巻き上げる。手返し勝負だ。この日もオキアミに添えたイカの短冊は餌取りに有効で、常に当たりが出た。

 (3)仕掛け――ハリスは8号が基準だが、食い渋ったら6号、荒食い時は10号。

 (4)魚はバケツ内で血抜きをするが、血は帰港まで捨てないこと。釣り場にサメを寄せないため。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、宇佐美・清貢丸=(電)0557(48)9110。乗合は午前4時半集合、料金は餌、コマセ、氷付き1万4000円。他に網代・ゆたか丸=(電)0557(67)4288=からも乗合出船中。

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