40センチ級シマアジからの~1キロ級マダイ 高級魚リレーで楽しみ倍増

[ 2020年11月16日 07:16 ]

マダイをダブルゲットした山崎さん(左)と大場さん
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 【ココが一番!】シマアジ&マダイ――ファンにとっていい響き。立冬を迎えた静岡県東伊豆の伊東沖で、待望のシーズンを迎えた。型が見られれば御の字の高級魚。今春には1キロ級のシマアジを手に小躍りしている。自作ウイリー仕掛けを携え自信満々でトライ!(スポニチAPC・林 悠二)

 ◎伊東・加納丸

 前半はシマアジ、後半はマダイ五目。正味2時間半ずつの短時間勝負だ。効率良く狙うため、船べりに2種類のタックルを用意した。シマアジ用は、コマセがビシバシ出せる7:3調子、マダイ五目は静かな誘いが優先の3・3メートル胴調子竿。

 晴天ベタナギで、南に伊豆大島、後方で冠雪の富士山がお出迎え。

 「タナは水面から。ビシをタナ下5メートルまで下ろし、1メートル刻みで上げて待って」――加納隆船長のアナウンス。そして「餌取りが多いから30秒ほどで仕掛けを上げること。手返し勝負」と付け加えた。

 ハリス5号×3・5メートル。指示ダナ50メートル。投入直後のタナ取り中、ゴワゴワと早速魚信。第1号は1キロを超すスウバハギ。切れの良い突っ込みがなく、やたら重い。50センチ超級。肥大した肝臓、甘い白身。薄造りなら1匹で大皿いっぱいになりそうな大物だ。海中で餌待ちしていて、すぐに当たりが出る。餌取りに強い自作のピンクウイリーが気に入られ4連発、クーラー満タン状態だ。

 そんな中、左舷で歓声が…。家電量販店の同僚4人で乗船した川崎市の坂本修一さん(39)が40センチ級のシマアジを掲げる。「タナで止めたと同時。一気にギューン!」船中1号を手にする坂本さん。仲間の祝福に照れ気味だ。

 本命を手にすることなく後半戦に。ハリス3号×10メートル、ビシ80号、タナ50メートル。

 「指示ダナ下8メートルまで下げてから上げてきて」(船長)。右舷の前方2人が同時に竿を曲げ、共に1キロ級のマダイをゲット。その直後、胴の間の筆者の竿も大きくお辞儀を。やっと来た!いい引きだ。が、水面に近づくとラインが沖に走る。取り込んだのは丸々した1キロ超級の平ソーダ。次いで良型イサキのダブルヒット…。多彩なゲストのオンパレード。これはこれでうれしいが、本命にたどり着けずに不完全燃焼。しかし、毎回ながら魚影の濃さを感じさせる海だった。この日こそ本命は渋ったが、以降は順調な釣果が続いている。

 ○…マダイ第1号は東京・あきる野市の会社員、山崎健史さん(28)。「春に2・8キロ含め3匹上げて以来、3回目のトライです」。その隣で同行した青梅市の大場恒樹さん(50=会社員)が、ほぼ同時にゲット。その後も共に平ソーダやイサキを掛けて沖釣りを満喫していた。

 ▼加納隆船長の話 ナギ続きで潮が澄み切り餌取りが多かった。水温も22度台とまだ夏の海。付け餌がないと釣れません。手返しをマメにするのがシマアジを手にする近道です。例年1月末まで釣れて一服、4月から再開。マダイは2月いっぱいチャンスあり。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、伊東・加納丸=(電)0557(37)0681。乗合は午前5時集合、料金はコマセ、氷付き1万2000円。午後船もあり共に予約制。

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