食わせ極めて 食味極上アカメフグいただきます

[ 2020年11月15日 07:04 ]

大谷さんはコブダイとアカメをにニンマリ
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【実釣見分】一トラ、二アカ、三ショウサイ、がフグランキングだろう。ところがアカメフグ(ヒガンフグ)を評価する向きは意外と多い。食い意地は止められない。釣れている浦安・吉久へ乗り込んだ。 (スポニチAPC・町田 孟)

 納竿間際、竿頭になった大谷勝一さん(48=板橋区)に話を聞くと惜しみなくテクニックを公開してくれた。金科玉条、目からうろこだ。ちょうど当たりが止まっていた。すると遠投して細かくあおりを入れながら引く動作を繰り返した。「こんな状態は周りに魚がいないからで、アピールしている」。さらに仕掛けを見るとチラシバリだけで下のカットウは外してある。「根掛かりが多いし、必要ない。アカメは胴突など食わせだけでも来るから。ただ、入れ掛かりなら通常カットウに限る」。先入観がひっくり返されることばかりだ。春はトラ、夏はショウサイ、秋のアカメと「計30回ほど」通うフグハンター。説得力が違う。

 竿先が反応しても掛けきれない。仕掛けロストも3回もするわで仏滅か三隣亡かと嘆いた一日。アカメ食いたきゃ食わせに限る。僕の小引き出しは、わずかに埋まった。

○…大谷さんは開始早々「タモーっ!」と大声で叫んだ。上がってきたのは3キロを優に超す珍客コブダイ。フグ以外はタチウオ、マダコなどがターゲット。「年に60回」は竿を握る。自営なので時間のやりくりが利くからだろう。釣果は「飲み屋に持って行ってパーッと」。趣味は釣り一筋。独身、一人暮らしを謳歌(おうか)しているようだ。

○…今日イチのでっぷり40センチを仕留めたのは北丸信也さん(75=東大和市)だ。フグは「5回目くらい」。仕事で香港に赴任中の娘さんの家が浦安にあり現在空き状態。そこを「別荘代わりに」奥さんと電車で通い前泊する。「後期高齢者になったし、車で何時間もかけて来るのはしんどいですから」。釣り歴は30年ほどだが「もうフグ一本でいこうかと思っています」。他には「囲碁、テニス」もこなす趣味人。悠々自適を楽しんでいる。

▼釣況 東日本釣宿連合会所属、浦安・吉久=(電)047(351)2983。出船は午前7時。乗合料金9800円(氷、エビ1パック付き)。

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