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マイワシ1匹掛けでバンバン!!腹パンマダラ ダブルだ!良型だ!!トップ13匹

[ 2020年11月1日 07:11 ]

若月さんには腹パンの特大サイズ
Photo By スポニチ

 今が旬のうまい魚を求めて遠征。餌は迷わず船長おすすめマイワシ1匹掛けで決まりだ。新潟県佐渡島沖でマダラを狙った。(スポニチAPC・菅野 順也)

 ◎間瀬・光海丸

 「さあ本日は初挑戦の人、慣れていない人も多いようですね。レクチャーしますよ」と小林聡船長。午前7時、本土と佐渡島に挟まれた佐渡島寄りの水深240メートルのポイントに到着した光海丸。乗船客への餌付けから巻き上げまで、基本の説明から始まった。

 「マイワシを口が閉じるように下アゴからハリを刺す」「オモリが着底したら5メートル巻き上げて再び落としてから1メートル上のタナをキープ」「水深が変化したらアナウンスするのでその時以外はタナをいじらない」「自分の使用する竿が軟らかめなら合わせを入れる」などが丁寧に説明された。

 胴突4本バリ仕掛けに餌のマイワシを1匹掛けして投入。小林船長の指示ダナで待つと当たりが伝わってきて、右舷、左舷共に次々に竿を揺らした。

 この時季は毎年、マダラ釣りを欠かさないという、新潟市・石沢憲雄さん(73)は「釣りたての新鮮な魚を友人に贈ると喜ばれます。それがうれしくて頑張っていますよ。地元のこのあたりはマダイやヒラメもたくさん釣れますね」と2投目で良型の本命ダブルヒット。

 続いて電動リールからうなり音が上がった、羽生市・若月馨さん(74=重機オペレーター)は「夏場はアユ釣りも。一年中、いろいろな釣りを楽しんでいます。深場も独自の魅力があって大好きです」と長い巻き上げ時間の末に大型を浮上させた。

 開始時はヤリイカの1匹掛けなども試してみたが、周りより食いが良くないと判断。私も全ての餌をマイワシに変更。すると中盤からは良型連続キャッチに成功した。

 小林船長によると「腹がへっている魚は何にでも食い付きますが、海中に餌が豊富だと変わった物には反応しません。日頃マダラが主食にしているマイワシが一番です」とのこと。

 釣り仲間5人で釣行の、足柄上郡・夏苅俊光さん(66)は「私の住んでいる所にはいない魚を求めて遠征です。難しいことは何もないね。船長のおすすめ仕掛けと餌を使ったら簡単に釣れました。ここまで来た疲れも飛びましたよ」と13匹釣って竿頭。私も白子がたっぷり詰まった価値ある旬のオスを含め10匹釣ることができた。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、間瀬・光海丸=(電)080(2291)5477。集合時間要確認。乗合料金1万5000円。

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