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ヤリイカ ノリノリ3連発!! ふわふわ誘って巻き上げはゆっくり

[ 2020年10月28日 07:18 ]

4匹掛けて1匹逃げて3匹
Photo By スポニチ

 【金澤美穂の釣美女主義】相模湾のヤリイカが面白い。釣果も上向きシーズンイン!年間200日釣行の金澤美穂が訪れたのは腰越・飯岡丸だ。

 4連発目のシグナルは海底150メートルから。電動リールをスイッチオンすると今までよりも強い引きに多点掛けを予感してニヤリ。

 水面にイカの姿が見えてきた。1匹、2匹、3匹…4匹いるー!

 「ポチャン」。やってしまったー。でも3匹取り込めた。

 撮影しようとツノをつかんでぶら下げたら「ビュッビュッ」と顔面にイカスミ直撃。イカ釣りあるあるですねぇ~。

 今回お世話になった飯岡丸はスルメやヤリイカなどイカ釣りには定評がある船宿さんです。この日、三浦徳人船長が船を向けたのはエボシ沖の水深150メートル前後。港から航程20分ほど。

 イカ釣りは、仕掛けを早く落とした者の勝ち!120号のオモリを握り締めて、スタンバっていたら、船長の合図で「我先攻撃」だ!着底すると、すぐに誘い始める。底から5~6メートルを、初めはシャープにしゃくって誘ってみたけど、なかなか乗らない。周りの様子をうかがうと釣れている人はゆっくりソフトに優しくフワフワ!すぐにまねしてみると「トゥンッ」とツノを突っつくような当たりが。

 乗りを確認して、巻き上げ開始。さすがに150メートルの道のりは長いなぁ~、なんて思いながら竿先を見つめていると、ふと糸をはじかれたような感覚が。

 バレちゃった気がする。不安になりながら上げてくると、やっぱりいないー。逃げられた。おやおや、一番下のツノに足だけ残ってるじゃないか!身が軟らかいヤリイカは上げてくる時に身切れがしやすい上に、今はまだサイズが小さいのでなおさら切れないように注意しないとダメでした。

 まだ反応が消えていないようだったので、気を取り直して再投入ー!着底後、誘い始めようとするとすぐに「トゥトゥンッ」。乗りを感じ、これを逃がすまいと電動スイッチオン!バラさないように、逃げられないようにゆーっくりゆーっくり慎重に巻き上げてくる。あれ、またいない。。一番下のツノにヤリイカのシルエット。わーい!そーっと取り込み、無事ゲット。

 オデコを免れたとなると次に狙うは多点掛け!次の投入も底付近でフワフワ。乗らなかったら秘技「巻き落とし」だ。10メートルくらい巻いて落とし直すと、「トゥトゥトゥンッ」と底で着乗り~!2匹バケツへ追加!

 今が時合と感じて急いでオモリを投げ込み、調子よくまたまた多点掛け。どうやらフワフワ誘いが当日のヒットパターンのようでした。これでノリノリ3連発!

 18匹釣って竿頭頂いちゃいました。

 ◯…釣行に備えて、前日はおうちで半身浴1時間入り、汗をたっぷりかいてからストレッチを軽く30分とお決まりのセット。釣行前夜にオススメです。体もほぐれたところで早めに就寝~。グッスリ眠れて、睡眠8時間。寝起きスッキリ釣果バッチリ。

 ▼使用タックル ロッド/イカ7 1559、リール/フォースマスター 3000(以上シマノ)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、腰越・飯岡丸=(電)0467(31)1560。出船は午前7時。乗合料金1万円。

 ◆金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身の31歳。SNS上の釣りリポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。年間釣行は200日以上。

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