良型“鈴なり”ワカサギ

[ 2020年10月21日 07:13 ]

紅サシを餌にすると良型6匹。鈴なりを見せてくれた岡本さん 
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 【ココが一番本】栃木県中禅寺湖のワカサギ釣りが楽しい。8~11センチの良型がそろい、5~6匹掛かれば軟調の竿が弧を描く。この“鈴なり”が続けば気分爽快。空バリでも釣れるが、やはり紅サシなど餌を付けた方が有利。大型狙いならなおさらだ。(スポニチAPC・山本 有道)

 「あれ、寒くない」。中禅寺湖畔にある民宿おかじんの駐車場に着き、車のドアを開け、口を突いて出た言葉がこれ。気温計は14度。2年前は確か1桁だったはず。これなら快適にワカサギ釣りが楽しめる!だが、このご時世、風邪でもひいたら迷惑を掛ける。念のためセーターを着込んで準備OK。

 この日は民宿おかじんの若主人、岡本季充さんと湖上へ。魚探とにらめっこしていた岡本さん。「ここでやりましょう」とアンカーを下ろしたのは、桟橋から北に50メートルほどの所。水深は9メートル。2人とも空バリで臨んだが、第1投からピクピクッ。2~3匹ずつ掛かってくる。だが群れが去ってしまうと厳しい。ワカサギの動きは速く、3回続けてのヒットはさせてもらえない。それに次の群れが来るまでが長い。移動して民宿おかじんの真ん前に釣り場を構えた。

 これが大正解。空バリには小型が多いと感じ、仕掛けの7本バリに紅サシを付けた。「入ってきたよ」。岡本さんがぐにゃりと曲がった竿を持って引きを楽しんでいる。そして私にも…。ゆっくりリールを巻くとだんだんと重くなってくる。先に上げた岡本さんには6匹。それも10センチ前後でデカい。体長だけではない。でっぷり太ったメタボなのだ。私も同クラスが5匹。最大は11センチだった。良型の群れが回っているとみえ、ここで4~5回の多点掛けを満喫。ただ失敗が1つ。もっと掛かれ…と待ち過ぎたので仕掛けがダンゴ状になってしまったのだ。交換、それに餌付け、釣れている時だったのでこの時間のロスは痛かった。

 民宿おかじんのお客さんの様子はどうだろうと見に行くと、前橋市の高橋健一さん(61)がいい調子で竿を曲げている。ワカサギ歴は5年ほどらしいが「この釣りは数が出るのがいい。今、100匹くらいかなあ」と余裕の釣り。午前11時前にしてこの数だから300匹ペースだ。

 帰路、元の釣り場に戻り仕掛けを入れるとまたまた入れ食いも…。午前中だけで2人200匹オーバー。すっかり楽しませてもらった。

 ○…釣り場は二荒山神社と立木観音を結ぶブイの内側。水深は深くても10メートルほど。アンカーを打った場所がワカサギの回遊路ならラッキー。そうでなくても順番が回ってくる。その時は手返し良くし攻めたい。また30分以上も当たりがない、と思えば面倒でも移動したい。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、中禅寺湖・民宿おかじん=(電)0288(55)0410。午前8時スタート、午後4時まで。入漁料1100円。ローボート3000円、エンジンボート5000円から。ワカサギ釣りは31日まで。

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