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ニジをつかんだ釣り場の花

[ 2020年10月14日 14:12 ]

宝生真里奈(左)が釣った43センチのニジマスを藤間すずがネットイン!連携プレーで良型をゲットした                               
Photo By スポニチ

 【釣りガール参上!】各地の渓流が禁漁となり“管釣り”の好シーズンとなった。タックルベリーのキャンペーンガール「ベリーガールズ」の2人が訪れたのは、川崎市の「Berry Park in FISH ON!王禅寺」。共に釣り経験者だが、本命・トラウトを釣り上げることはできたのか…。(久世明子)

 王禅寺の2号池で並んでキャストしていたのは、2020年度ベリーガールズの藤間(とうま)すず(30)と、宝生真里奈(26)の美女2人。短パンにノースリーブというユニホーム姿は釣り場には不釣り合いだが、柔らかい秋の日差しにスタイル抜群のボディーはよく映える。

 「ルアーが着水したら、15カウント数えてから巻いてみて」。インストラクターの永井浩明さんのアドバイスで、藤間がスプーンを沈め気味にしたところ、レギュラーサイズがヒット。特技は「釣り」と公言するだけあり、取り込みは実にスムーズ。難なく33センチのニジマスを仕留めた。

 隣で見ていた宝生は、やや深場狙いが有利とみるや、2・5グラムスプーンに茶色にチェンジ。フッキングに至らないまでも、ニジマスが反応し始めたため、永井さんの「ルアー替える?」を断りそのままキャスト。15カウント待ち巻き始めると、いきなりガツン!ロッドが弧を描いた。逃がしてはなるものかと必死に巻き続けるが魚は暴れ続け、足元までなかなか寄ってこない。藤間のアシストで、ネットインしたのは43センチ良型ニジマス。待望の1匹に宝生は「当たりの感触が良くて…」と声を弾ませた。

 レースクイーンの藤間は「目標はキハダ」というほどの大物大好き。駿河湾で50センチのサバを釣った時には「めちゃくちゃキレイでした」とニッコリ。釣り好きが高じて、応募したベリーガールズの座を初挑戦で射止めた。一方、若い頃の女優・薬師丸ひろ子似の宝生はマルチタレントとして活躍中で、目標は女優だという。地元の北海道では幼いころから父親と堤防でチカやイカを狙ったり、家族で川にキャンプに行くアウトドア派だ。

 そんな2人に、女性釣り師を増やす方法を尋ねてみた。「趣味が釣りの人や、過去に釣りを経験したことがある人は世代を問わず近くに絶対にいる。“釣りをしてみたい”と声に出せば、誰かがきっとサポートしてくれますよ」と声を大にする。王禅寺でも女性の姿はチラホラ見られたが、釣り業界全体で見ればまだまだ少ないのが実情。男性だけに釣りの楽しさを独占させておくなんてもったいない。少しの勇気が新たな扉を開いてくれるはず。釣り場に多くの“花”が咲く日を目指し、ベリーガールズの活躍は続く。

 ▼案内 Berry Park in FISH ON!王禅寺(川崎市麻生区王禅寺1227の2)=(電)044(959)0037。営業時間は午前6時から午後9時半。年中無休。料金は男性3時間3400円、同平日2800円。女性、中・高校生2100円。ほか各料金設定、会員料金あり。 

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