苦労実った クロ 本命

[ 2020年10月4日 14:56 ]

餌取りをかわして本命を釣り上げた飯村さんはこの笑顔
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】青森県鯵ケ沢漁港へ釣行した。水温が高い季節のクロダイ釣りは小魚との戦い。釣れたのはカイズのみと厳しい結果となった。(スポニチAPC 小林純平)

 漁港内の堤防にはクロダイ狙いの釣り人が数人いたがまだ釣れていない。やはり餌取りに苦労していた。

 水深は6メートル前後でタナは底狙い。付け餌のオキアミで仕掛けを投入すると数秒で消える。こうなると頼りになるのは、練り餌やマルキユー「チヌパワーくわせダンゴ」である。

 仕掛けはタナでなじむものの当たりは出ず、餌が残ることはない。地元の常連さんもてこずっている様子。しかし堤防に係留されている作業船の隙間からは、50センチクラスのクロダイが数匹、悠然と泳いでいるのが見える。本命は間違いなくいるのだが…。

 しばらくして潮がいくらか動き始めると、これまでと違い、ウキにははっきりとした当たりが出るようになった。間もなく隣の釣り人が頻繁に竿をあおっている。黒石市の飯村剣弥さん(37=会社経営)は、自作のダンゴにオキアミを包み投入を繰り返し、ようやくカイズ(クロダイの幼魚)を釣り上げた。

 本命には違いないがサイズがちょっと物足りない。

 餌取りは少なくなったが、筆者にはカイズの当たりも出ない。飯村さんとはいくらも離れていないのだが。なんとか釣果に巡り合いたい。

 願いが通じたのか、間もなくカイズが「くわせダンゴ」に食い付いてきた。カイズであってもうれしい1匹である。その後、数匹追加できたがサイズアップはかなわず。

 筆者がカイズで喜んでいたとき、飯村さんのロッドの穂先が海面近くまで引き込まれていた。一目でクロダイと分かったが、やりとりしている飯村さんは慎重そのもの。とうとう本命をゲットした。40センチには届くことなかったが、うれしい釣果である。

 これからは水温も下がりクロダイやマダイが狙える津軽・西海岸は楽しみだ。

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