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海水温高過ぎでもカレイ38センチ 盛期突入へ期待高まる~三石海岸~

[ 2020年10月1日 22:50 ]

マツカワを手に笑顔の筆者
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】10月になれば、夏枯れ状態だった新ひだが町沿岸も徐々に良化してくる頃だ。29日、まだ多少早いと思われたが、今後気になるマツカワガレイの様子見を目的に三石付近で探ってみた。

 午前4時、まだ暗い中で開始。星空で弱い北風、多少ウネリがあるが、まずまずの条件だ。17号フカセハリネット仕掛けに、餌はソーダガツオ、コマセは白アミで遠中近に投げ分ける。気になるのはいまだに高いと言われている海水温で、海中に手を入れてみると気温が6度と冷えているせいもあるが、かなり温かく感じる。計ってみると21度と高過ぎの状態だった。

 心配されたが幸先良く1投目から当たりが来た。25センチと小型ながらも本命のマツカワでとりあえずひと安心。その後も、ローペースながらポツリポツリと30センチ前後のリリースサイズが続き、午前10時頃やっと38センチのキープサイズが来た。追加はなく昼すぎに終了としたが、計5匹のマツカワの顔を見ることができ、着実に岸寄りしていると感じた。

 盛期突入には、まだまだ海水温の低下が必須条件となるだろうが、その時は間近というのが率直な感想。あと1~2週間ほどで大型が見えだすXデーを迎えそうだ。(札幌市・佐藤 貢)

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