カサゴ14匹デビュー 中学3年生“若殿様”15センチ級GET

[ 2020年9月5日 07:17 ]

カサゴのダブルに大喜びの都築知明                               
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 【ガイド】釣りを始めるきっかけは人それぞれだが、新鮮な魚の味に魅了され、中学3年生のおいが“釣り人志願”してきた。狙うは東京湾の夜カサゴ。深川・吉野屋で見事なデビューを飾れたのか…。ビギナーのための釣り宿利用法を併せて紹介する。(久世 明子)

 「この前もらったカサゴ。おいしかったからまた食べたい!」と埼玉県上尾市在住のおい、都築知明(14)からのメッセージを受け取った。煮付けが気に入ったらしい。だったら自分で釣りなよと誘ったら、ちゃっかり付いてきた。

 大森健吾船長が船を向けたのは木更津沖(水深8メートル)。船上でタックルの使い方、釣り方を習い早速スタート。オモリが着底したら一呼吸待ち、竿先を上げると3回目にツツツッと小気味よい当たり。不器用に巻き上げて15センチ級が上がった。「釣れた~、楽しい」とファーストヒットに満面の笑みだ。

 「はい、仕掛け落として」と促すと「この虫、無理。付けて」と来た。苦手なのは知っていたけど、餌の青イソメを付けないと釣れないんだよ。何度かは手伝ったものの、克服してもらうため途中からスルーしたら「こっち来ないで」「まじキモい」と何度ももん絶。はいはい“若殿様”。「釣れた」の笑顔には降参してしまう。

 若殿は日没間際の勝負時に、入れ食いを堪能して鼻高々だったが、こちらは食いが止まった段階でも、3匹を連続ヒットさせる腕前を披露して違いを見せつけた。誘いやリールの使い方などのみ込みは意外に早く、ポツポツながら着実に数を伸ばして小型リリース3匹を含め14匹で納竿となった。「釣りって楽しい」って興奮しているけど、9割はスーパーサポートのおかげなのをお忘れなく。

 アドレナリンが出ていたらしく、帰りの移動中には学校生活、環境問題に興味を持っていること、来年の受験のことなど、普段以上にいろいろ話してくれた。成長にウルウル。世代を超えて喜びを共感できる、釣りの魅力を改めて実感した。

 ▼東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。出船は午後5時、乗合料金は7700円、女性・高校生は6000円。中学生以下は5000円。毎週土曜日限定で今月末まで。夜カサゴ船は横浜新山下・渡辺釣船店=(電)045(622)8381=からも土日祝日限定で、南六郷・ミナミ=(電)03(3738)2639=はリクエストで出船。

 ◇釣り宿の利用法◇

 (1)予約 ターゲットと日程が決まったら、釣り宿に連絡を入れる。早朝営業が多いので夜間の電話は控えよう

 (2)釣行前日 船酔いしても途中下船できないので、体調を整え早めに就寝

 (3)当日 受け付けを済ませ、レンタル竿やライフジャケットなどを受け取り乗船。出船ギリギリではなく、1時間前に到着したい

 (4)釣り方 タックルの使い方など不明な点は、船長やスタッフに尋ねれば丁寧に指導してくれる

 (5)トイレ 東日本釣宿連合会所属の釣り宿の船には完備しているので心配ない

 (6)持ち物 レインギア、クーラーボックス、飲食物、酔い止め、タオル、帽子、ハサミを持っていくと便利。キャビン内では新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスクを着用しよう

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