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色々狙えて手軽に行ける最高の釣り場~兵庫・武庫川一文字~

[ 2020年9月2日 05:30 ]

五目釣りを楽しむ木下愛央ちゃん(右)といとこの中村宏輝くん
Photo By 提供写真

 連日の猛暑も少しだけ落ち着き、「魚釣りぐらいは出掛けてもいいかな」という気分になってきた向きも多いのでは?そんな方々に推奨したいのが、手軽に出掛けられて、いろんな魚が狙える兵庫県尼崎市の武庫川一文字。簡単に釣れるサビキ仕掛けや落とし込み、ルアー、ノマセ釣りなど楽しみ方もさまざま。初心者からベテランが集う最高の釣り場と人気が高い。(スポニチAPC・野長 一則)
 
 各地で気温37度以上の猛暑日が続いていたが、釣行日の8月23日は最高気温こそ34度だが、六甲おろしの風もあって、早朝はかなり涼しく感じられた。武庫川の河口から約2キロ沖合にある、東西4・5キロに伸びる広大な一文字だからこそか。

 まずは、2番の船着き場に上がり、家族連れがサビキ釣りをしていたので話を聞いてみた。「おじいちゃんに連れて来てもらった」という大阪府吹田市の木下さん母子といとこの4人連れ。20センチまでのサバや小アジ、サッパなどをゲットし、お母さんは「イワシも釣れると煮つけや天ぷらにして食べるとおいしい」と満足げだ。

 大阪府箕面市の林一徳さんは、タコジグで300グラムほどのマダコを釣り上げて大喜びで「ゆでダコかタコ焼きで食べます」と笑顔。マダコはそろそろ釣期が終わりそうだが、午前8時までに5匹かかった人もいた。まだ、しばらくの間は狙えそうだ。

 このほか、落とし込み釣りで大阪府四條畷市の吉田輝男さんが、イガイのエサで釣った43センチのチヌを見せてくれた。兵庫県宝塚市の青木剛史さんは、午前6時から7時半までに30~45センチを8匹。魚影の濃さがうかがえる。シラサエビのエサで、ガシラやメバル狙いも有望だ。

 ルアーを投げる人や釣れたアジをエサにしたノマセ釣りで、サワラやハマチなどの青物を狙う人など、さまざまな釣りが楽しめる。この記事が掲載される9月に入ると、大人気のタチウオが姿を見せ始めるはず。初秋の一文字もまた待ち遠しい。




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