33センチ・カサゴ~・ナイト・フィーバー

[ 2020年7月24日 07:05 ]

伊藤芳枝さんには今季最高の33センチがヒット
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【ガイド】夜釣りで狙うカサゴが好調だ。水深も浅く当たりもはっきり出る上、20~25センチ級の入れ食いも体験できる。数狙えるだけでなく、釣り女子にはメリットが。土曜日だけの限定出船。“カサゴー・ナイト・フィーバー”へレッツゴー! (久世 明子)

 夜型人生を長いこと続けている。釣り好きとはいいながら、早朝はかなり苦手で、釣り船に乗ってもなかなか戦闘モードに切り替えられない。そんな記者の生活リズムにバッチリ合うのが夜釣りだ。

 出船前、深川・吉野屋スタッフが釣り方のレクチャーをしてくれる。「カサゴは底べったりにいる性質であまり動かない」。そうそう水中では砂地や岩礁帯、消波ブロックの上でじっと餌を待っているおとなしい魚で、ダイバー記者はそんな姿をよく目撃している。イメージトレーニングに抜かりはない。

 ポイントは羽田沖(水深8~10メートル)で、目の前は空港のフェンスがそびえる。仕掛けは胴突2本バリ、ハリ12号、ハリス2号、オモリ15号。餌の青イソメは丸々1匹をチョン掛けする。アドバイス通りにオモリが着底したら糸フケを取り、竿先を少し下ろして5秒待って聞き上げる。ギュギュギュー!1投目から狙い通りにヒット。テンションは上がりまくる。

 そんなウキウキ気分をそぐのが根掛かりだ。カサゴは餌を奪った後、岩礁などの穴に戻ろうとする性質がある。潜られないようにと注意していても根掛かりは必至。ハリス切れやオモリロストを悔やんではいけない。根掛かりを阻止すべく当たりがあったら、素早く巻き上げるのがコツ。

 お土産が確保できたら20センチ以下の小型はリリース。さらなる大物を狙いたくなるのが釣り人魂ってもの。チョイ投げして消波ブロックの際を狙おうと試みると、予想通りの根掛かり。自己嫌悪に陥った。

 新宿区の上村剛正さん(34=会社員)と釣行した石田渚さん(34=会社員)はレギュラーサイズを30匹ゲット。釣り歴2年目にして初めての数釣りに「カサゴにハマりそう」と目を輝かせていた。草加市の伊藤芳枝さん(会社員)は、今期最大となる33センチをゲット。「ヒットした瞬間、ガンガン引かれて危なかった」と上機嫌だった。

 結局、一度もポイントを移動することなく終了。大森健吾船長は「南西の風が強く出船できず、スタートが遅れた分、魚は残っていていい感じで釣れています」とニンマリ。15~33センチが15~66匹と全員大満足だった。

 今回の収穫はカサゴだけではない。釣りガールは口をそろえ「数釣れるし、日焼けしないから夜釣りは最高」。“カサゴー・ナイト”はやめられない。

 同乗していた薬膳師の都築陽子さん(50=上尾市)に、カサゴの調理方法を教えてもらった。カサゴは他の魚に比べてカルシウムが豊富だそうで、身離れしやすく、小骨が少ないことから「骨粗しょう症が気になるお年寄りや、育ち盛りの子供には特に食べてほしい食材ですね」とアドバイスしてくれた。

 エラと内臓を取り下準備が完了したら煮付け、唐揚げ、塩焼きなどポピュラーなものから、身が大きければ身を薄く切りオリーブオイルとこしょうを利かせたカルパッチョにするのがお薦め。白身で淡泊な身なので、しっかり味付けすると食べやすい。

▼釣況 東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。出船は午後5時、乗合料金は7700円、女性・高校生は6000円。毎週土曜日限定。きょう24日は出船。

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