湾フグは優しく誘って 突き合わせはふわっと 仕掛けはゆっくり

[ 2020年7月17日 06:48 ]

ショウサイはコンスタントに釣れました
Photo By スポニチ

 【釣魚居酒屋 あかり亭】東京湾のショウサイフグが釣れている。白子が入り“夏フグ”シーズンに突入だ。ふくだあかりが乗り込んだのは浦安・吉久。久しぶりの“湾フグ”を満喫した。そして出来上がった一品は…

 東京湾で釣れるショウサイフグを総称して「湾フグ」。前回やったのが2010年(平22)だから10年ぶりになる。

 そんな訳で釣り方も、餌をどうやって付けるかさえ、まるで記憶にない。隣席のおじさまと船長に教えてもらいつつ、いざ釣り開始。ポイントは大貫沖の水深10メートル前後。外海でやるショウサイフグのカットウ釣りは何度もやっているから、その要領でやってみる。5秒に1回大きく空合わせ。当たりが出たら即合わせ。外海ではオモリが25号に対して湾フグは10号だからやけに軽いけれど「同じショウサイフグを釣るんだから、同じ釣り方でいいでしょ」と、ガンガン空合わせしていたら、大沢正幸船長が「もっと優しく」と。空合わせは30センチぐらいふわっと持ち上げる程度。「仕掛けを下ろす時もゆっくりね」と。

 湾フグは繊細なのね。「優しく優しく」をイメージしながら「空合わせ」という名の誘いを入れて、5秒ステイ。すると餌をかじるような繊細な当たり。即合わせを決めれば、ずっしりとしたフグの重さが。躊躇(ちゅうちょ)せずゴリ巻きして上がってきたのはサイズのいい子。これを皮切りに連発とはいかないまでもコンスタントに釣れてくれる。くくっ…!という当たりを合わせて釣る、釣った感のあるこの釣りは面白い。前半は集中して、当たりがあればしっかりと掛けていけた感じ。

 しかも人生初のトラフグまで釣れてくれてテンションアップ!

 後半はほとんど当たりがなくなってしまったので、空合わせをして釣る感じ。結果はショウサイ11匹、トラフグ1匹で12匹をゲット。船中2~20匹(10人中7人が“ツ”抜け)だったのでだいたい真ん中ぐらい。肝心の白子と言えば、11匹中9匹に入っていた。

 これから8月上旬ぐらいまでは白子の入ったショウサイが楽しめるという。

 釣れたフグは全て船宿でさばいてくれる。しっかり血抜きをした白子をたっぷり使ったカンタン茶わん蒸しを紹介します。

 ◎フグの白子づくしカンタン茶わん蒸し

 【材料】白子 4匹分、身 1匹分、卵 2個、白だし 大サジ2、水 250ミリリットル、ショウガ 一かけら、しめじ 半房、小ネギ、ミョウガ、しょうゆは適量。

 (1)白子はさっと下ゆでする。

 (2)卵2個と2匹分の白子を漉(こ)して、水と白だし、すりおろしショウガがとよく混ぜる。

 (3)おわんに適当に切ったフグの身、白子、しめじを並べ、タネを茶漉しで漉しながら流し入れる。

 (4)おわんにふわっとラップをし、電子レンジ200ワットで約10分間加熱する。表面がぷるぷるになったら出来上がり。まだ固まっていないようなら、1分ぐらい追加加熱をする。

 (5)ブツ切りにした白子に粗塩をふり、バーナーであぶった白子、刻んだ小ネギ、みょうが、おろしわさびをトッピングすれば完成。

 具材はシンプルながら白子のたっぷり入った高級な茶わん蒸しの出来上がり

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、浦安・吉久=(電)047(351)2983。出船は午前7時。乗合料金9800円。

 ◆ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る