×

本命ババガレイ不発もゴンと大当たり 50センチのアブラコ~室蘭港南沖防波堤~

[ 2020年7月9日 14:06 ]

筆者の釣果
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】7月に入り太平洋側の苫小牧、室蘭港内からはマアナゴの釣果も聞こえ、投げ釣りは夏物の時季を迎えつつある。大型港湾としての釣り場と魚種の多さで人気の室蘭港には、渡堤可能な沖堤防が5カ所。季節ごとにさまざまな対象魚を狙えるので人気の釣り場だ。

 5日、同港口に位置する大黒島から西向きに伸びている南沖防波堤へ。沖堤防の中でも南は、この時季アブラコやソイの最盛期でロックフィッシュ系のアングラーが圧倒的に多いが、筆者は投げ釣りで本来であれば6月初旬が狙い目のババカレイ狙い。白鳥大橋を室蘭駅側に渡ってすぐの祝津町「つりぶねや」さんの夏場1便目の4時半の渡船で南防波堤へ。先端部の少し手前の港内向きで、2本の竿にババガレイ狙いの胴付き1本バリ仕掛けに生イソメを房掛けにして5メートルほど先の足元を狙う。

 ババガレイはほとんどの場合、堤防の基礎石の障害物周りに着いているので、根掛かり覚悟の釣りとなる。同港は小型ガヤの群れがいるのでガヤ釣りをしながらのババガレイ待ち。1投目を投げ終えてすぐに、先端部のアングラーが大型のソイを掛けてのやりとりに見入っていると、ガシャンと音がして竿が三脚の上でいきなりのシーソー状態。慌てて竿を持つが無念の空振り。その後はガヤの猛攻が続き、再び大きな当たりが。今度は竿尻が跳ねる前に合わせる。ゴン、ゴンと首を振った大物は50センチアブラコ。大潮回りのためその後2時間ほどは激流となり小休憩。

 狙い続けたババガレイの当たりは残念ながらなかった。最後の1時間ほどは航路への遠投で30センチほどのクロガシラとイシモチガレイを追加したが、多分フグと思われる餌取りもいたので遠投ガレイ狙いは終盤の気配。「つりぶねや」山田船長によると、夜の部のソイが最盛期で夏場の釣りとしてお薦めとのこと。問い合わせは=(電)090(1644)3588=まで。(スポニチAPC・永井 良春) 

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る