小突いて気付いた!! 良型1・2キロマダコ

[ 2020年6月28日 07:19 ]

今年も当たり年!乗っけに良型がヒットした筆者
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 【名人への道 決め手はコレ!】“照りダコ”のシーズンを前に、東京湾が騒がしくなってきた。爆釣が続いた昨年を追うように、今季も当たり年の気配。餌木を使い竿で狙う「餌木ダコ」は実にお手軽。少年や女性にも人気がある。さて、どう狙おうか――。(スポニチAPC・林 悠二)

 ◎横浜新山下・渡辺釣船店

 東京湾ではマダコの当たり年が過去3回ある。1回目は29年前の1991年(平3)夏。2回目は6年前の2014年(平26)夏。3回目が昨年、令和元年の夏だった。いずれも空梅雨。真水が苦手なタコ。雨が少なく湾奥の塩分濃度が例年に比べ、濃かったのが要因だ。そして迎えた今季。上向き加減の各地の状況に、渡辺釣船店も数年ぶりに乗合出船に踏み切った。

 「最初は深場で型ものを狙います。オモリは25~30号を付けておいて」中ノ瀬へ向けて舵(かじ)を握るのは金子大士船長。

 朝から雨で乗船したのは3人。しかも、全員が餌木ダコは初挑戦。当方も手釣りは経験あるが竿では初だ。

 「誘いが決め手。常に小突くこと。ジワリと重く感じたら、少し待って大合わせしてね」(船長)。

 「水深20メートルです」の投入合図。潮が速い。小突いている仕掛けが浮き、道糸を徐々に伸ばして対応。水深の2倍、40メートル出たところでジワリ!2呼吸置いて合わせるとズドーン!タコが餌木に乗ったサインだった。水中でスカートを広げて抵抗している。リールのハンドルがかなり重い。

 駆け付けた船長の玉網に収まったのは1・2キロの良型。餌木2本が抵抗して止まりが悪い。で、オモリを30→50号に変更してみた。これが功を奏し10分後には、二枚貝の殻を抱えた800グラム級が上がった。

 船首で500グラム級を上げたのは横浜市の石毛司さん(30=会社員)。300グラム以下の小型は漁協の申し合わせでリリース。「3匹目にやっとキープサイズが来ました」とニッコリ。その右隣は同行した職場の先輩、厚木市の諏訪本宗法さん(50)で、調子をつかんだか4連発。「合わせた後の重量感がたまらない」とご満悦。

 途中、「型より数」と堤防や岸壁周りを拾い釣り。小型をリリースしながらもポツポツと当たった。

 この日、濁った潮と餌木にまとわりつく赤クラゲの触手に苦戦、釣果は6匹でストップ。最大1・2キロ、次いで800グラム1匹、700グラム1匹、400グラム級3匹。大物だったのか餌木を接続したスナップが広がり、餌木ごと消えたロスト2本は痛かったな。

 石毛さんたちは共に5匹で「大物を狙って近々リベンジします」口をそろえた。

 ▼金子船長の話 決め手は誘い。常に小突く手を休めないこと。餌木は3・5号。安定している色はオレンジ、ピンク、白。朝方は白色に乗る傾向。ルアー感覚で気になる色を使ってください。色違いの餌木を2本付ければ、どちらか当たりますよ。少し投げて広範囲に探るのも手だね。

 ▼改造餌木で… アオリイカの餌木を改造して狙った。100円ショップにあるタイプでもOK。カンナ(ハリ)の部分をライターで温めて抜き取り、頑丈なハリをPEラインで巻いてセット。接着剤を付けるだけ。また、餌木を接続する部分は、フック付きスイベルとスプリットリングで。とても簡単。お試しを。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、横浜新山下・渡辺釣船店=(電)045(622)8381。乗合は午前7時出船。料金は9000円。女性、中学生以下は6500円。

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